「チームの一員であったことは私の誇りです」開幕直後に徳島のGK瀬口拓弥が新潟へ期限付き移籍

2021年03月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

新潟はGK小島の負傷離脱を発表したばかりだった

JFLでは通算91試合に出場し、1得点を記録しているGK瀬口。新潟で出場機会を掴むことができるか。(C)J.LEAGUE

 アルビレックス新潟は3月1日、クラブの公式ホームページで徳島ヴォルティスからGK瀬口拓弥を期限付き移籍で獲得したことを発表。背番号は22番に決定した。

 岡山県出身、32歳のGK瀬口は、流通経済大卒業後の2011年に当時JFLのカマタマーレ讃岐に加入。昨季に徳島へ移籍していたが、出場機会には恵まれていなかった。

 シーズン開幕後に急遽移籍することを決断した瀬口は、両クラブのホームページで以下のようにコメントしている。

 徳島を通じて「急な移籍発表となり申し訳ございません。移籍か残留か、年齢や現状などを踏まえ、熟考した結果、移籍することが最善であると考え決断いたしました。試合に出場できず、クラブに貢献できなかったのは心残りですが、徳島ヴォルティスに関わる全ての皆様と掴み取ったJ1昇格、J2優勝は本当に嬉しく、そのチームの一員であったことは私の誇りです。

 今季のJ1リーグは例年以上に厳しいシーズンになるかと思います。ファン、サポーターの皆さまの熱い応援で、選手、スタッフ、クラブを支えてほしいです。よろしくお願いいたします。短い間でしたがありがとうございました」
 
 また、加入先の新潟を通じて「アルビレックス新潟のファン、サポーターの皆様。はじめまして!徳島ヴォルティスから移籍してきました瀬口拓弥です。今回ご縁をいただきアルビレックス新潟でプレーさせていただくことになりました。クラブの掲げる『挑』という姿勢のように、私自身も日々挑戦し、J1昇格するために全力で取り組んでいきます。応援よろしくお願いいたします」と意気込みを語っている。

 新潟は昨季22試合でゴールを守ったGK小島亨介が左脛骨疲労骨折で、全治約4か月の離脱が発表したばかり。

 昨季のJ2制覇を知るベテランGKが新潟の窮地を救うか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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