ヴィッセル神戸は３月１日、クラブの公式ホームページでケニア代表のFWアユブ・マシカを完全移籍で獲得してことを発表。背番号は「40」に決定した。

　ベルギーのヘンクでプロキャリアをスタートさせた28歳のマシカは、リールセ（ベルギー）経て中国の北京人和へ移籍。レンタルでイングランドのレディングでもプレーし、昨年の夏に北京人和を退団してフリーとなっていた。

　クラブを通して「こんにちは。アユブ・マシカです。まずは、信頼をしてくれて僕にチャンスをくれたこの素晴らしいクラブに感謝します。神戸ファミリーの一員になれて誇りに思いますし、凄く嬉しいです。もう待ちきれないですし、サポーターの皆さんとたくさんの良い思い出を作っていきたいです。また、すぐ会いましょう」とコメントを残している。

【動画】「めっちゃ好青年やん！」新加入FWマシカが意気込みを語る
 

　マシカは、ケニア代表として26試合、５ゴールを記録。2019年のアフリカ・ネーションズカップに、昨季のJ１リーグMVP＆得点王のオルンガ（現アル・ドゥハイル／カタール）とともに出場している。

　加入の一報を伝えた神戸の公式SNSでは、本人の動画メッセージも投稿。ファンからは「めっちゃ好青年やん！」「こんにちは上手やね」など早くも期待の声があがっている。

　大黒柱のイニエスタを負傷で欠いたものの、第１節のガンバ大阪戦を１－０で勝利し、順調な船出となった神戸に、追い風となるような強力な助っ人がまた一人加わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部