【横浜】驚きの開幕スタメン抜擢の“高卒ルーキー”樺山諒乃介が王者相手に存在感を発揮!「もっと上に行きたい」と早くもプロの風格

2021年02月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームとしても個人としても悔いが残るゲームだった」

プロ初先発で王者相手に一歩も譲らぬ大物ぶりを発揮した樺山。今季注目の新人だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2021年のJ1リーグが開幕した。

 オープニングマッチとなったのは"神奈川ダービー"だった。川崎フロンターレのホームに乗り込んだ横浜F・マリノスは、家長昭博に前半で2得点を許し、0-2で敗戦した。

 昨季王者の強さが際立った一戦で小さくない驚きを提供したのが、興国高から加入したルーキー樺山諒乃介の先発起用だ。

 横浜で新人が開幕戦に先発出場するのは2007年のMF長谷川アーリアジャスール以来14年ぶりとなる。

 左ウイングで先発を飾った樺山は、「はじめスタメンと知らされた時は素直にうれしかったです。キャンプでも手応えを感じていたので、メンバー入りできればと思っていましたが、スタメンと聞いてびっくりしました」と語った。
 
 そして、「楽しかったけど、45分しか出れていない」とハーフタイムで交代となった悔しさを露わにし、「チームとしても個人としても悔いが残るゲームだった。この悔しさで、もっと上に行きたいと改めて思いました」と振り返った。

 川崎に押されていた前半、数少ないチャンスを作り、持ち味のドリブル突破も発揮したものの、「今日はあまり良い形でボールが入ることもなかった。1回のチャンスでもそれをゴールに繋げられるようにしていきたいです」と早くもプロ思考。あくまでも結果にこだわりたいと語った。

 高卒ルーキーは次も出場機会を掴めるか。横浜は3月3日の水曜日にルヴァンカップの仙台戦、同7日に次節・広島戦を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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