【FC東京】DF小川諒也の今季目標は“二桁アシスト”! 開幕ダッシュへ「浦和への苦手意識はもうない」

2021年02月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クロスの量だったり、回数が少なかった…」

小川が開幕戦への意気込みとサイドバックとしての課題を口にした。写真提供:FC東京

「(昨季は)サイドからシンプルにクロスの量だったり、回数が少なかった」

 チーム、個人の課題についてそう口にしたのは昨シーズンも左サイドバックの主力として攻守両面で存在感を示したDF小川諒也だ。

 守備での貢献度が高い一方で、昨シーズンはサイドで激しく上下動を繰り返してハードワークをしたものの、効果的なクロスを上げる回数が少なかった。長谷川監督も「これまでは室屋成のアシストが多かったが、室屋がチームを抜けた。小川らのアシストをもっと上げていかないといけない」と重要性を強調するように、小川もサイド攻撃の意識強化には余念がない。

「得点数を上げていかないといけないという話もチームでしていて、サイドからアシストや起点となってゴールを奪えるように、サイドバック陣は意識をしています。今年はより攻撃的にもっと前から行きたいですし、前線のレアンドロとのコンビネーションももっと良くしていきたいと思っています」

 昨シーズン、小川が記録したアシストは2。今季は、それを大幅に上回る"二桁"を目標に掲げている。
 
 2021年シーズンの開幕戦は、昨季のリーグ戦で2連勝をしている浦和レッズが相手。以前までは何度も苦戦を強いられてきた難敵だが、小川は「浦和への苦手意識はもうない」と強気の姿勢を見せる。しかし、決して油断があるわけではない。

「ただ、苦手意識がなくても強い敵には変わりないので、開幕戦の難しさもあるし、相手のホームですし、自分たちは油断せずにしっかり戦っていきたいと思います」

 監督、選手ともに口を揃える「タイトル獲得」へ。まずは2月27日に埼玉スタジアムでスタートダッシュを切りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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