「社会の模範となる選手であってほしい」
仙台がJリーグより注意文書の通知があったことを報告した。(C)SOCCER DIGEST
ベガルタ仙台は2月22日、昨シーズンクラブに所属していた選手の不祥事について、Jリーグから注意文書を受領したことを報告した。
その問題とは昨年、女性への暴力行為などがあったとして世間を賑わせたMF道渕諒平の一件。一部週刊誌などで、道渕の女性とのトラブルに関する記事が掲載され、クラブが認知していなかった事実や、秩序、風紀を著しく乱す内容であったため、10月22日に契約解除が発表された。
この不祥事について、Jリーグは改めて仙台に対し、15日付けで以下のような注意文書を通知した。
「暴力行為を含む社会通念上許されない行為の事実は、示談や報道の有無などによって消えるものではない。また、たとえ個人が起こした不祥事であっても、Jクラブに所属する選手である以上はJリーグの理念・目的に反するものであり、それが、クラブやJ リーグの信用棄損にも至り得るため、その態様によっては、管理監督責任等を問われ得るケースがあることを念頭に置く必要がある」
その問題とは昨年、女性への暴力行為などがあったとして世間を賑わせたMF道渕諒平の一件。一部週刊誌などで、道渕の女性とのトラブルに関する記事が掲載され、クラブが認知していなかった事実や、秩序、風紀を著しく乱す内容であったため、10月22日に契約解除が発表された。
この不祥事について、Jリーグは改めて仙台に対し、15日付けで以下のような注意文書を通知した。
「暴力行為を含む社会通念上許されない行為の事実は、示談や報道の有無などによって消えるものではない。また、たとえ個人が起こした不祥事であっても、Jクラブに所属する選手である以上はJリーグの理念・目的に反するものであり、それが、クラブやJ リーグの信用棄損にも至り得るため、その態様によっては、管理監督責任等を問われ得るケースがあることを念頭に置く必要がある」
この通知に対し、同日に行なわれたJリーグ実行委員会後の記者会見にて、村井満チェアマンがコメントを発表。「暴力は認められない」としたうえで、クラブへ選手に対する教育強化を求めた。
「どんな理由であれ、プライベートであれ、公的な場であれ、暴力は認められません。選手の契約書のなかには、Jリーグの選手である以上、社会の模範となる選手であってほしいということを求めています。クラブは選手に対してしっかりと教育する必要があるということは伝えています。ただ、クラブが管理責任を大幅に逸脱した、大きな過失があったということは見受けられませんでしたので、今回は注意にとどめております」
なお仙台はクラブ公式サイトで、「本件について真摯に反省し、チームおよびフロント社員に対しまして、コンプライアンス研修や講習会を実施いたしました。今後もクラブ一丸となりましてコンプライアンス違反の防止に取り組んでまいります」との声明を発表している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「どんな理由であれ、プライベートであれ、公的な場であれ、暴力は認められません。選手の契約書のなかには、Jリーグの選手である以上、社会の模範となる選手であってほしいということを求めています。クラブは選手に対してしっかりと教育する必要があるということは伝えています。ただ、クラブが管理責任を大幅に逸脱した、大きな過失があったということは見受けられませんでしたので、今回は注意にとどめております」
なお仙台はクラブ公式サイトで、「本件について真摯に反省し、チームおよびフロント社員に対しまして、コンプライアンス研修や講習会を実施いたしました。今後もクラブ一丸となりましてコンプライアンス違反の防止に取り組んでまいります」との声明を発表している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部