「決定的なクロスを届けた」長友佑都のリーグ・アン初アシストを仏メディアが高評価!

2021年02月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

チーム内で2番目に高い採点

左SBで先発した長友。ピンポイントクロスで同点弾を演出した。(C)Getty Images

 現地時間2月20日、リーグ・アンの第26節が行なわれ、日本代表DF酒井宏樹と長友佑都が所属するマルセイユは、アウェーでナントと対戦し、1-1のドローで終えた。

 酒井と長友は両SBで先発。50分に失点したが、69分に左サイドを駆け上がった長友のピンポイントクロスからディミトリ・パイエが同点弾を叩き込み、黒星を逃れた。

 正確なキックで移籍後初アシストを記録した長友の働きを高く評価したのが、現地メディア『FootMercato』だ。チーム最高値となるブバカール・カマラの「6.5点」に次ぐ「6点」をつけ、このように評した。

「非常に興味深いゲームをした。マルセイユのなかで攻撃的なタイプではないが、何度か積極的なランをみせた。地道に守備のタスクをこなし、69分にはパイエに提供した決定的なクロスでその働きは報われた」
 
 また、現地メディア『Maxifoot』も「6点」をつけ、「日本代表の左SBはまだ力強さや落ち着きは足りない。だが、彼は彼の仕事をして、パイエにアシストに繋がるクロスを届けた」と寸評を添えた。

 ほかにも現地専門誌『France Football』は5点満点中で「3点」をつけ、及第点を与えている。

 ちなみに、酒井に対しての採点は軒並み低めとなっている。後半アディショナルタイムに、アブドゥル=カデル・バンバと交錯。高く上げた右足が走り込んできたバンバの顔に当たってしまい、レッドカードを受けてキャリア初の一発退場となったのがマイナス査定となったようだ。

 ただ、「完全に不随意のジェスチャーだった」(『Maxifoot』)、「プレーとしては論理的なカード提示だったが、故意ではなく、不運の退場」(『FootMercato』)といった擁護の声もあがっている。

 辛くもドローで終えたマルセイユは、リーグ6位を維持。次節はホームで強豪リヨンと大一番を迎える。長友に期待されているのは、勝利に繋がる働きだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】移籍後初となる長友のアシストで貴重な同点弾! 左足であげたピンポイントクロスはこちら

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