「氷のようにクール」王者バイエルンを沈めた鎌田大地の“絶妙先制弾”を現地メディアが称賛!

2021年02月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季3点目を決めた後、味方のゴールをお膳立て

バイエルンから今季3ゴール目を奪った鎌田。11個目のアシストもマークした。(C)Getty Images

 現地時間2月20日に行なわれたブンデスリーガ第21節で、長谷部誠と鎌田大地が先発したフランクフルトは、9連覇を狙うバイエルンに2-1で勝利。絶対王者に対し、リーグ戦では7試合ぶりの黒星をつけた。

 この試合でアミン・ユーネスとともに2シャドーで先発した鎌田は、負傷したアンドレ・シウバのかわりにワントップに入ったルカ・ヨビッチとともに攻撃を牽引する。

 12分には、左ウイングバックのフィリップ・コスティッチからのクロスに飛び込んで右足で合わせ、名手マヌエル・ノイアー牙城を破る先制ゴールを奪取。さらに31分にもユーネスのゴールをお膳立てし、金星奪取の立役者となっている。

 現地紙『Deutsche Welle』は「9連覇を目指すバイエルンは、よりによってドイツ代表監督ヨアヒム・レーブの目の前でつまづいた」と報じた。
 
「クラブとしてチャンピオンズ・リーグ(CL)初出場を目指す猛者たちが前半、立て続けにゴールを決めた。今季18ゴールを奪っているA・シウバを負傷で欠きながらも、前半はフランクフルトが常に優位だった。ノイアーが最初に失点したシーンでは、そこにA・シウバではなく、鎌田がいた」

 また、現地メディア『SPORTBUZZER』は「熊のように強いフランクフルト。鎌田の氷のように"クール"なゴールと、ユーネスの夢のようなゴールがバイエルンを沈めたのだ」と絶賛。さらには「日本人アタッカーは代表監督の前で、ユーネスとともに"アピール"に成功したといえる」とジョークを交えて綴っている。

 鎌田はこれで3ゴール・11アシスト、今シーズンの目標に掲げた15スコアポイントをクリアするのは時間の問題だろう。

 次節はアウェーで大迫勇也を擁するブレーメンと対戦する。背番号15のプレーは、さらなる注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】鎌田大地が名手ノイアーの牙城を破る! 衝撃の先制ゴールはこちら

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