ハーランドの衝撃ボレー弾が炸裂!98回目のレビア・ダービーはドルトムントが最下位のシャルケに4発完勝

2021年02月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

直近のリーグ戦6試合でシャルケは未勝利、ドルトムントもわずか1勝

豪快なジャンピングボレーでゴールを奪ったハーランド。(C)Getty Images

 現地時間2月20日のブンデスリーガ第22節で、最下位のシャルケが6位のドルトムントをホームに迎えた。リーグ戦では通算98回目のレビア・ダービーが行なわれた。

 直近のリーグ戦6試合でシャルケは未勝利、ドルトムントもわずか1勝と、ともに調子の上がらないなかで臨んだこの伝統の一戦で、序盤から押し込んだのは地力に優る後者だ。圧倒的にゲームを支配し、9分にロイスのパスを受けたハーランドがビッグチャンスを迎えるなど、たびたび相手ゴールを脅かす。

 対するシャルケは守備に終始し、攻撃の形を作り出すことができず。我慢の時間が続く。32分には、アクシデントが発生。腹部を痛めた守護神フェーアマンが途中交代を余儀なくされ、思わぬ形で1枚目の交代カードを切る。

 36分にもドルトムントに絶好機。ペナルティエリア中央からダフードが思い切りよく右足を振り抜くも、フェーアマンに代わって入ったランガーの正面に飛んでしまう。それでも42分、ついに先制点を挙げる。ゴール前でモレイがボールを奪い、最後はサンチョがゴールネットに突き刺した。

 勢いに乗ったアウェーチームは直後の45分にも、サンチョのクロスにハーランドが豪快なジャンピングボレーでゴール。驚愕の一撃が生まれ、あっという間にリードを2点に広げる。

【動画】まさに怪物!ダービーで魅せたハーランドの衝撃ボレーはこちら
 迎えた後半は、シャルケがセカンドボールを拾い、ペースを握る。50分には、右サイドを攻略し、最後はゴール前にこぼれたところをゼルダルがシュートを放つが、左ポストに嫌われる。

 攻めあぐねるホームチームと尻目に、ドルトムントは60分にゲレイロ、79分にハーランドがそれぞれ追加点を挙げ、勝負あった。

 結局、熱きダービーは、4-0でドルトムントの圧勝に終わった。完敗のシャルケは残留に向け、厳しい状況が続いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】香川真司が初のレビア・ダービーで名手ノイアーから奪った衝撃の2ゴール

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