昨年、ガンバ大阪を契約解除となり無所属の状態が続いていたブラジル人のFWアデミウソンが、自身のインスタグラムで再来日を報告し、新天地を匂わせた。
 
　アデミウソンはG大阪に在籍していた昨シーズン途中、大阪府茨木市内の高速道路を酒気を帯びた状態で走行し、他車に接触。その事実を認識しておらず、必要な救護・報告を行なわずにそのまま走り去り、チーム練習終了後に警察から任意同行を求められた。
 
　その後、２か月に渡る警察からの事情聴取が終了した後、G大阪は12月28日に当該選手との契約解除を発表。それまでチームの中心選手として攻撃を牽引してきたブラジル人アタッカーのまさかの"退団劇"は大きな話題となった。
 

　未所属となったアデミウソンはその後、ブラジルへと帰国。母国で友人や家族との過ごす写真を自身のインスタに投稿していたが、２月16日には「次の行き先は…」と空港でのショットを投稿し、新天地へ向かうことを匂わす投稿を行なった。
 
　そして19日にふたたびSNSを更新。銀座で撮影した写真に「TOKYO」との一言を添え、再来日していたことを報告。本日20日にG大阪と川崎フロンターレが相まみえる富士ゼロックス・スーパーカップを観戦しに訪れただけか、それとも新たな所属先が日本のクラブに決まったのかは定かではないが、どちらにせよこれまでも語っていたようにアデミウソンの日本への愛はいまも変わらないようだ。
 
　投稿には、日本のファンからも新天地を予想する声など多くのコメントが寄せられ、様々な憶測を呼んでいる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【写真】アデミウソンが再来日を報告。"銀座ショット"を投稿！

【画像】J１各チームの2021年シーズン予想フォーメーション