「日本サッカーを引っ張って行く」ゼロックス杯へ、川崎キャプテン・谷口彰悟の言葉から感じた“王者の風格”

2021年02月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分たちに油断はない」

川崎の谷口が、ゼロックス杯の前日会見で意気込みを語った。※写真はオンライン会見のスクリーンショット

「今年も日本のサッカー界を引っ張って行こうという、強い思いでやっている」

 そう力強い思いを口にしたのは、昨季J1リーグと天皇杯の2冠を達成した川崎フロンターレの主将を務めるDF谷口彰悟だ。埼玉スタジアム2002でガンバ大阪と相まみえる富士ゼロックス・スーパーカップを翌日に控えた2月19日、メディアの前で思いを語った。

【画像】明日、ゼロックス杯!川崎の2021年シーズン予想フォーメーションは?

 昨季、J1で史上最速優勝を成し遂げた川崎は、宮崎県でキャンプでハードなトレーニングを積み、リーグ戦2連覇とACL制覇に向け、虎視眈々と準備を進めてきた。

「キャンプから継続してハードなトレーニングができていますし、チーム内の競争は毎日高いレベルでやれている実感があります。いよいよ(シーズンが)始まるなという空気がチームのなかに広がっているので、順調にいい準備ができてきていると思っています。明日、今年初めての公式戦を戦うことがまず楽しみです」
 
 ゼロックス杯の相手は昨シーズン、リーグ戦2回、天皇杯決勝と3度対戦したG大阪が相手。すべての試合で川崎が勝利しており、リベンジを果たすべく相手が並々ならぬ思いを持って臨んでくることもキャプテンは理解している。

「悔しい思いは間違いなく持っていると思いますし、ぶつけてくると思う。ただ、自分たちはガンバの強さを理解しているし、簡単なゲームにはならないっていうのは十分に分かっている。そこは自分たちに油断はないですし、レベルの高いチームと1発目ができるというのは非常に楽しみです」

 また、「日本サッカーを引っ張って行く」と今季も"最強の川崎"を貫く姿勢を見せた谷口。「今年のフロンターレ強いなと思ってもらえるようなアグレッシブな試合をシーズン1発目からお見せしたい。それぐらい期待をしていただいて、その期待に応えられるように頑張っていきたい」と王者のキャプテンらしい風格を漂わせた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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