ケルン戦でフル出場の長谷部誠を、フランクフルト紙が最高評価!「彼がいない状況は考えられない」

2021年02月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕らはバイエルンにも打ち勝つことができる」

リーグ戦では5試合ぶりのフル出場を果たした長谷部。 (C)Getty Images

 現地時間2月14日、ブンデスリーガ第21節が行なわれ、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは、ケルンと対戦し、2-0で勝利した。

 長谷部はフル出場、鎌田は82分までプレーしたこの試合で、現地紙『Frankfurter Rundschau』は37歳ベテランに、スコアラーのアンドレ・シウバ、エバン・エヌディカと守備の要であるマルティン・ヒンターエッガーに並ぶ、チーム最高評価を与えている。

「キャプテンはほぼすべての攻撃に足で絡んでいた。守備的には申し分なし、加えて攻撃面でもエンジンをかけ、多くのコンビネーションの起点であった。時折、積極的に前線に顔を出すこともあった。熟練した彼なしには不可能なことが多く、フランクフルトに彼がいない状況は考えられない」
 
 また、A・シウバのゴールに関与した鎌田については、「良かった」がつき、「前半で最高のチャンスを逃した。23分に頭で緩く、次に甲を使った不正確なシュート。ただ、1-0の後は、無意識のうちに足を使ってA・シウバにボールを供給した。すでに10回目のアシスト」という寸評が添えられている。

 フランクフルトはリーグ戦4連勝、10試合負け無しで、単独3位に浮上。次節は首位バイエルンとのホームマッチが控えている。

 試合後に長谷部は主将としてインタビューに応じ、王者との対戦に意気込んでいる。

「今日は我慢の勝負だった。守備陣はとてもうまくやってくれて、最終的には2ゴールを決めることができて、勝てたので良かった。スコアレスの状況でも落ち着いていたし、『プレーを続けていればチャンスはある』と言い合っていた。チームは今とてもいい状況にあり、良いプレーをしている。僕らはバイエルンにも打ち勝つことができる」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】長谷部、鎌田が先発し、チーム4連勝に貢献! ケルン戦のハイライトはこちら 

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