現地時間２月13日、UAE（アラブ首長国連邦）リーグ第16節のシャルージャ戦で、アル・アインに加入した中島翔哉が61分からプレー。デビュー戦でチームの決勝点に関与し、２-１の勝利に貢献した。

　試合後に発表されたコメントで、アル・アインを率いるペドロ・エマヌエル監督は「この勝利はチームにとても重要だった。選手たちは本当によくやってくれた」と称賛し、鮮烈なデビューを飾った日本人アタッカーにも言及している。

「困難な状況でメンバー入りし、プレーした日本人を祝福したい。彼は２週間しかトレーニングに参加していなかったにもかかわらず、試合に出場してほしいとお願いしたら、快くうなずいてくれた。アル・アインというチームのスローガンを体現し、勝利をもたらす働きをした」
 

　そして、現地サポーターは、中島に対して「マジシャンみたい」、「プレーをみてその魅力が分かった」といった称賛の声をクラブ公式SNSに寄せた。また、次のような"要求"も数多く投稿されている。

「買取オプション4000万ユーロ（約50億円）を行使する理由ができた」
「試合を見たら、4000万ユーロに値すると思った」
「ぜひ2025年まで契約しよう」
「ポルトは彼を売る気がある？ あるなら絶対に買ってほしい」

　中島には買取オプションが付帯しており、その金額は4000万ユーロと報じられている。デビュー戦でのパフォーマンスで、すっかりファンのハートを掴んだようだ。

　アル・アインは次節、２月19日にホームでアル・フジャイラと対戦する。新天地で躍動した背番号22は、再びチームに勝利を呼び込むことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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