【TM結果一覧】広島が注目助っ人FWの得点などで4-0完封勝ち!“ゴン中山ダービー”の決着は?|2月14日

2021年02月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

京都は同日に2チームと対戦

中山コーチと所縁の深い磐田と沼津の対決では、両チームともに恩返し弾を奪えず0-0の引き分けで終えた。写真:徳原隆元

 新シーズンの開幕に向け、調整を進めるJリーグの各クラブは2月14日、各地でトレーニングマッチを開催した。

 サンフレッチェ広島はJ2のモンテディオ山形と45分×4本で対戦。1本目の16分に今季注目の新加入選手、FWジュニオール・サントスが得点。2本目、39分には一昨年のチーム内得点王だった柏好文が続き、3本目はスコアレスとなるも、4本目には20分に永井龍、さらに23分に練習生がゴールを決め、トータルスコア4-0で勝利を収めた。昨季終盤に攻撃サッカーを披露していた山形を相手に4本全てで完封し、主力選手の入れ替わりが少ない守備陣は今年も万全の仕上がりのようだ。

 曺貴裁新監督の京都サンガF.C.はこの日ダブルヘッダーで練習試合を行なった。午前中には9時30分キックオフでJFLのヴィアティン三重と対戦。45分×2本の90分間を戦い、昨季のJ2得点王ピーター・ウタカのほか、U-18から昇格してきたMF中野桂太、3年目を迎えたMF上月壮一郎らが得点を記録し、トータルスコア3-1で快勝。

 午後には14時30分キックオフでJ3のガイナーレ鳥取をホームで迎え撃った。1本目で鳥取のMF安藤一哉にゴールを許すも、曺監督の愛弟子で、今季新加入のMF松田天馬とMF武富孝介が2本目に得点を決め、トータルスコア2-1で逆転に成功している。
 
 今冬にアスルクラロ沼津を退団した中山雅史が、トップチームのコーチとして復帰したジュビロ磐田は、沼津との"中山ダービー"を開催。45分×3本で戦うものの、両チームにゴールが生まれず、0-0の引き分けに終わっている。

 そのほか、FC琉球はJ3のヴァンラーレ八戸と対戦(45分×3本)。MF池田廉のゴールで先制、MF茂木駿佑が2ゴールを挙げ、新加入のFW赤嶺真吾も結果を残すが、4-5で撃ち合いの末に敗れている。AC長野パルセイロと藤枝MYFCのJ3対決(30分×4本)は2-0で藤枝に軍配が上がった。MF杉田真彦とFW岩渕良太が得点を記録している。

 松本山雅FCは鹿屋体育大と45分×4本でトレーニングマッチを行なう。山田真夏斗と大野佑哉のほか、新加入の表原玄太、田中パウロ淳一が2得点、小手川宏基、宮部大己らが得点を量産し8-2で勝利。21人の新戦力を加えながらも攻撃的な新スタイルへの移行は順調に進んでいるようだ。

 2月14日に行なわれた主なトレーニングマッチの結果(合計スコア)は以下の通り。

広島4-0山形
京都3-1ヴィアティン三重
京都2-1鳥取
磐田0-0沼津
琉球4-5八戸
長野0-2藤枝
松本8-2鹿屋体育大

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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