本田圭佑が結んだ「たった5日間の契約」に英紙記者もビックリ! ”日本のレジェンド”の現状に注目

2021年02月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ブラジルでの旅は成功とはいえない」

ブラジルからポルトガル入りしていた本田だが、試合出場が叶わず、フリーに。(C) REUTERS/AFLO

 昨年末にブラジルのボタフォゴを離れ、ポルトガル1部のポルティモネンセに加入が発表されていた本田圭佑。だが、同リーグの選手登録が叶わないことが判明し、契約は「白紙」に。元日本代表MFは、再び新天地を探す身となった。

 さすがに今回のケースは、ヨーロッパでも珍妙に映ったようだ。英紙『The Sun』は12日、「たった5日間で"日本のレジェンド"本田とポルティモネンセの契約は終わった」と伝えている。

 同紙のアンソニー・チャップマン記者は「ケ・セラ・セラ」と「なるようになるさ」の意味を持つ、励ましともとれる言葉をタイトルに飾りつつ、「ポルティモネンセに加入すると発表してから、わずか5日のことだ。彼は規定により、残留争いにあるポルトガルのチームに参加することは叶わなかった」と綴っている。

「本田は今夏に開催される東京五輪での代表に選出されることを熱望しており、一刻も早く移籍先を見つけたい。だが、ブラジルでの旅は成功とは言えない。ボタフォゴでは27試合に出場し、わずか3ゴールを記録しただけだった」
 
 さらには、自身のSNSを通じてマンチェスター・ユナイテッドに働きかけた経緯や、オランダでのフィテッセでは4試合のみの出場。その前にはオーストラリアのメルボルン・ビクトリー、メキシコのパチューカなどで経験を積んだことも紹介されている。

「だが、彼をスターの座に押し上げたのはロシアとイタリアで過ごした時間だった。2010年からはCSKAモスクワで過ごし、2013年には国内三冠に貢献。その後はセリエAのミランに加入し、92試合に出場して11ゴールを記録した」

 本田は自身の音声サービスを通じてポルティモネンセとの契約が「白紙」になると認めており、ヨーロッパに残ることを前提に新天地探しを行なうと発言。果たして、次に向かうのはどの国になるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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