現地時間２月９日に開催されたラ・リーガ第１節の延期分で、久保建英が所属する13位のヘタフェが３位のレアル・マドリーと敵地アルフレッド・ディ・ステファノで対戦。０－２で敗れた。

　保有元との一戦で、５試合ぶりにベンチスタートとなった久保に出番が回ってきたのは、スコアレスで迎えた54分。MFカルレス・アレニャ、FWハイメ・マタとともに「３枚替え」の一人としてピッチに入る。

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　58分には、右サイドで３人に囲まれながらもアレニャに浮き球のパス。これが左サイドのククレジャに展開され、いきなりチャンスを構築。防戦一方だったヘタフェに流れをもたらしたかに思われた。

　しかし、直後の60分にカリム・ベンゼマのヘッド弾で勝ち越されると、66分にもフェルラン・メンディに追加点を許して完封負け。この２点目のシーンで、久保がこのフランス代表DFにあっさり抜かれるなど、交代によって守備の強度が落ちたのは間違いなく、結果的に久保を含む３枚替えは失敗に終わった。

　現地紙『AS』も、個人の寸評で、久保について「（マドリーが保有する）彼のホームへの帰還で、完全に"オフモード"だった。効果を発揮しなかった」と綴り、厳しい評価を下している。

　ジネディーヌ・ジダン監督へインパクトを与えることができなかった久保。再び難敵のレアル・ソシエダと当たる次戦では、３試合連続で無得点のチームを救う働きができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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