白熱のダービーはアントワープが勝利、リーグ2位を維持! ベールスホット鈴木武蔵はビッグチャンスを活かせず…

2021年02月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

三好は出場なし、日本人対決は実現せず

ベールスホット鈴木武蔵はビッグチャンスを迎えるもモノにできず…。 (C)Getty Images

 現地時間2月6日、ベルギーリーグ第24節が行なわれ、鈴木武蔵が所属するベールスホットと、三好康児が所属するアントワープが対戦した。

 同じ都市を拠点の2チーム。毎度白熱するダービーマッチで、鈴木は2トップの一角で先発、新型コロナウイルス感染から復帰した三好は、ベンチスタートとなった。

 前半をスコアレスで折り返した両チームだったが、後半はホームチームが主導権を握る。最前線で体を張ったプレーを見せた鈴木は、53分にも身体ごとゴール前に突っ込むプレーなど好機創出に貢献。しかし、1点が遠い。

 お互いにゴールに迫りながらもネットを揺らすことが出来ずにむかえた84分、ペナルティエリアからわずかに外に構えた右サイドから供給されたジェリンのクロスに、絶妙なタイミングで飛び込んだラムケル・ゼが頭で合わせ、アントワープが先制に成功する。

 さらに87分、ジェンキンスが追加点を叩き込んで、アウェーチームが2-0と突き放した。

 89分、右サイドで獲得したFKからベールスホットが1点を返し、90分にはゴール前で鈴木が味方からのパスをゴール前でトラップし、DFを背負い反転しながらシュートを放つが、DFに阻まれた。

 試合はこのまま2-1でアントワープが勝利し、リーグ2位をキープ。首位クラブ・ブルージュとの勝点差は14ポイントとなっている。三好のリーグ戦復帰はお預けとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事