FC東京は２月７日、FW原大智選手のクロアチア１部・NKイストラ1961への完全移籍内定を発表した。メディカルチェックを経て、正式契約となる。

　原はFC東京の下部組織出身の21歳。二種登録を経て18年にプロキャリアをスタートさせると、19年にはJ３のFC東京U-23でゴールを量産。19点を挙げ、同リーグ得点王に輝いた。昨季は念願のJ１デビューも飾り、26試合で３得点を記録。優勝を飾ったルヴァンカップの決勝でも、先発入りを果たしていた。

　原は移籍を受け、次のようにメッセージを寄せている。
 

「この度、NK Istra 1961に移籍することになりました。東京には、小学2年生からお世話になり、心の底から大好きなチームです。チームを離れることは寂しいし、不安なこともありますが、人生一度限りなので新たに環境を変えて戦おうと決意しました。

　どこでも、どんな状況でも、自分次第だということを自分に言い聞かせて、またみなさんに成長した姿をお見せしたいと思います。向こうでも楽しむことを忘れずプレーしていきます。たくさんの熱い応援ありがとうございました！」

　新天地のイストラは現在最下位に低迷。東京五輪での活躍も期待される若武者は、チームを降格の危機から救うことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部