松本山雅FCは２月７日、2020シーズン限りでMFセルジーニョとの契約を満了したことを発表した。

　セルジーニョはブラジルの名門サントスの下部組織出身の30歳。2017年に初来日し、松本でJリーグデビューを果たすと、翌年には11ゴールを挙げてJ２優勝に貢献した。在籍４年目となった昨シーズンは10番を背負い、チームトップの９得点を記録。166センチと小柄ながら、強烈なミドルや正確なパス、豊富な運動量で攻撃の核としてチームを牽引してきた。

　SNS上では、「切ない気持ちでいっぱい」「スーパーな選手だった」「将来的な山雅復帰を強く望みます」など、ファンから退団を惜しむ声が数多く寄せられるなか、セルジーニョもクラブの公式サイトでコメントを発表。クラブとサポーターへ感謝を伝えた。
 

「４年間松本山雅でプレーできたことをクラブとサポーターに感謝してます。全試合自分のベストを出した４シーズンはとても幸せでした。山雅のユニフォームを着てプレーできたことを誇りに思います。僕をサポートしてくれた人々や家族にも感謝してます」

　ファンから愛され続けたブラジル人アタッカーは、「松本山雅はずっと僕の胸にこれからも存在し続けます。幸運を祈ってます！」と締めくくっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【2020ー21移籍動向一覧】J１・J２・J３ 新加入、退団、引退選手＆監督動向まとめ