「日本の才能ダンザキが人気者に」5戦3発、躍動する檀崎竜孔を豪州メディアが激賞!「あまり知られていなかったが…」

2021年02月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌から21年6月までのレンタルで加入

檀崎はオーストラリアで大きなインパクトを残し、ファンのハートをがっちりと掴んでいる。(C)Getty Images

 オーストラリアでプレーする檀崎竜孔が、熱視線を浴びている。

 名門・青森山田高出身で2度の選手権優勝を経験した檀崎は、19年に北海道コンサドーレ札幌でプロキャリアをスタート。未来のエースとして期待されるも、怪我の影響もあり、リーグ戦の出場は1年目が2試合、2年目が1試合のみに終わる。心機一転、昨年11月にオーストラリア1部のブリスベン・ロアーへ2021年6月末までの期限付き移籍を果たしていた。

 そんな20歳の若武者は、自身初の海外の地で躍動。先月20日にデビュー3戦目にして初ゴールを記録すると、今月6日の試合でも2ゴールを奪うなど、絶好調のチームを支えている。

【動画】"背番号10"檀崎が2発!好調ブリスベンの最新試合のハイライトはこちら

 これには現地大手メディア『THE WORLD GAME』も激賞。「ブリスベン・ロアーを牽引する日本の才能ダンザキ」と見出しを打ち、活躍を伝えている。
 
「日本から来た20歳のMFは、チームを牽引する活躍をみせている、エキサイティングなAリーグの若手タレントだ。11月にロアーズがJリーグの札幌からのレンタル契約を発表したときには、オーストラリアではあまり知られていなかったかもしれない。しかし、土曜日のメルボルン・ビクトリー戦では5-2の大勝を収め、5試合に出場して3ゴールを記録するなど、すぐにロアーズのファンの間で人気者となった」

 また、入団時にも「日本で最もエキサイティングな将来性のある選手のひとり」と期待を寄せていた、ウォーレン・ムーン監督のコメントも合わせて掲載している。

「彼の質の高さは知っていた。ハングリーで、チャンスを求めている。彼はJリーグではあまりチャンスを得ておらず、チャンスを求めてここに来たんだ。若い選手にチャンスを与えれば、彼らがそれを生かすことを知っている。彼も例外ではない」

 背番号10を背負う檀崎は、チームメイトの工藤壮人はじめ、太田宏介(パース・グローリー)、椿直起(メルボルン・シティ)ら日本人選手が増えつつあるオーストラリアで、さらなる躍進を遂げることができるか。期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「凄まじいドライブシュートに…」檀崎の豪州初ゴールはこちら(33秒~)

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