「彼は1000試合くらいプレーしてるので…」長谷部誠を14歳年下の“相棒”が称賛!「僕らを助けてくれる」

2021年02月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

フランクフルトは直近8試合負けなしと調子が上向いている

37歳の長谷部と23歳のソウ(右)のコンビが、フランクフルトの好調を支えている。(C)Getty Images

 長谷部誠と鎌田大地が所属するブンデスリーガのフランクフルトは、直近の8試合で負けなしと好調。4位まで順位を上げている。

 現地紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung』がその原動力のひとりとして名前を挙げたのが、スイス代表MFのジブリル・ソウだ。2月7日に24歳になるMFは、2019年夏にチームに加入して以降、負傷なども重なり、なかなかスタメンに定着できなかった。

 だが、昨年11月7日の第8節RBライプツィヒ戦にスターターに抜擢されると、以降は12試合連続で先発を重ね、中盤に安定感をもたらしている。

 同紙は「ソウにピッタリの役割が見つかるまで、時間がかかった。だが、彼は"隣人"である長谷部のサポートを得て、急成長している」と称えた。
 
「経験豊富なベテランである長谷部は、野心家であるスイス人プレーヤーに、それまで不足していた自由を与える存在となった。ソウ自身もそれを理解し、『彼はすでにブンデスリーガで1000試合くらい出場しているので(笑)、一緒にプレーするのは比較的簡単だ』と語った」

 長谷部がスタメン復帰した第12節以降は中盤でコンビを組む機会が増え、「このふたりの安定感が、チームの好調を導いている」と記事は綴っている。ソウ自身も、14歳年上である"相棒"を「ピッチ上のコーチだ」と述べ、厚い信頼を寄せていることを明らかにしたという。

「彼は自分を含めた若い選手をとても良く助けてくれる。フィールドの上ではチーム全体のコーチングもしてくれるんだ」

 フランクフルトは次節、7日にアウェーでホッフェンハイムと対戦する。この日に誕生日を迎えるソウは、長谷部とともに先発予想に名を連ねている。一回り以上の歳が離れたこのタッグは、チームに不可欠になっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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