「最も強化されたのはヘタフェ…」久保建英の補強をスペイン有力紙が高評価! ラ・リーガの冬の移籍は“過去最小規模”に

2021年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

取引案件はわずか「32」

久保を筆頭に3人が加入したヘタフェ。後半戦の巻き返しをは? (C) Getty Images

 現地時間2月1日、欧州主要リーグの移籍市場がクローズした。

 コロナ禍の影響を最も多く受けたリーグのひとつが、スペインのラ・リーガだ。全国紙『AS』によれば、取引案件はわずか「32」件のみ。補強のための支出は2045万ユーロ(約25億5000万円)で、昨年と比べて1億1515万ユーロ(約144億円)も減少したという。

 これは、放映権収入の分配方式が変わり、各クラブが潤うようになったこの10年間で最小の規模だったと記事は伝えている。レアル・マドリーとバルセロナの2強が「補強ゼロ」に終わった影響も大きいだろう。

 そのなかで、「最も強化されたのは、降格圏に近い位置にいるクラブだ」として、バレンシア、セルタとともに久保建英が加入したヘタフェを挙げている。

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 バレンシアは4人(フェロ、パトリック・クトローネ、クリスティアーノ・ピッチーニ、クリスティアン・オリバ)、セルタは3人(アーロン・マルティン、アウグスト・ソラーリ、ファクンド・フェレイラ)、そしてヘタフェは3人(久保、カルレス・アレニャ、ソフィアン・チャクラ)を獲得している。

 ここ2試合はインパクトを残せていないとはいえ、久保とアレニャのバルサ産MFコンビは加入直後にいきなり今シーズン初の連勝をもたらし、DFチャクラも入団まもないアラベス戦で先発し、無失点に貢献してみせた。

【動画】2点に絡む大活躍!ヘタフェ久保建英の圧巻デビュー戦はこちら

 ここまでは補強が奏功しているかたちのヘタフェだが、日本の至宝はこの先もプラス効果をもたらすことができるか――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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