エジルがついにトルコデビュー!11か月ぶりに公式戦ピッチへ“帰還”。ファンも興奮「美しい旅の始まりだ」

2021年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

1-0で迎えた77分に途中出場

トルコデビューを果たしたエジル。短い出場時間がら早速インパクトを残した。(C)Getty Images

 トルコ1部・フェネルバフチェへ加入した元ドイツ代表MFのメスト・エジルが現地時間2月2日、国内リーグ第23節のハタイスポル戦に途中出場。新天地デビューを飾った。

 待望の瞬間が訪れたのは、1-0でリードして迎えた77分だった。紺のユニホームに身を包んだエジルが、ついにピッチへと足を踏み入れる。アーセナルでの晩年は飼い殺し状態が続いていた彼にとって、昨年3月7日のウェストハム戦以来、実に11か月ぶりの公式戦出場となった。

 すると稀代の名手は、88分に正確無比なパスで追加点の起点となるなど、短い出場時間ながら早速"違い"を作り出す。デビュー戦で見事、チームの2-1での勝利に貢献した。

 エジルは試合後、自身のSNSにチームメイトとロッカールームで満面の笑みを見せる写真をアップし、「フェネルバフチェでのファーストゲームは、信じられないほどの気持ちだ」と喜びのコメント。さらに直後の投稿でも「子供の頃の夢が叶った」と、トルコにルーツを持ち、かねてより同国でのプレーを希望していたなかでの念願のデビューに、喜びを露わにした。

  これには世界中のファンも反応。続々と熱いメッセージが寄せられている。
 
「メストが幸せなら、俺も幸せだ」
「涙、鳥肌…」
「あなたも私たちの夢だ」
「春が来た!」
「美しい旅の始まりだ」

 7年半在籍していたアーセナルに別れを告げ、トルコで新たなスタートを切った32歳。第二の故郷とも言える地で、今後どんな"魔法"で魅せてくれるのだろうか。また、現在フェネルバフチェは首位を快走しているだけに、来季チャンピオンズ・リーグでの古巣はじめビッグクラブとの対戦にも期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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