現地時間２月２日、リバプールの日本代表MF南野拓実が、今シーズン終了までの期限付きで、サウサンプトンに移籍することが発表された。

　同クラブにはこれまで、FW李忠成、DF吉田麻也が在籍しており、３人目の日本人選手ということになる。

　そのため、サウサンプトンには日本語版のツイッターアカウントが存在するが、2018年２月以降は更新が停止していた。そんななか、南野の加入に伴ってアカウントを再稼働しようとしたところ、そこで思わぬ"困難"が立ちはだかったようだ。　

　南野の加入が発表された直後、現在はイングランド・サッカー協会のスタッフであるジム・ルーカス氏が、かつて働いていたサウサンプトンの記事を引用し、「至急！誰か日本語版アカウントのパスワードを覚えている人はいない!?」と呼びかけた。
 

　これに反応したのが、なんと昨冬まで７年間在籍し、現在はセリエAのサンプドリアに所属する吉田だった。ルーカス氏の投稿に対し、コメントではなく、周囲をうかがいながらも、おずおずと挙手する男性のGIF画像を送っている。

　その後、日本語版ツイッターアカウントは、「サウサンプトンへようこそ！！」というコメントともに南野の写真を投稿。吉田が関与したのかは不明だが、無事に稼働できたようだ。

　この吉田の"アシスト"には、現地サポーターが喜びの声を次々に上げている。「レジェンド！君が必要だ」、「僕ら皆、マヤが好きだ！ 最高のサポートをありがとう笑」、「セインツのヒーロー、マヤ！」、「君が恋しいよ。調子はどう？」、「ヨシー！ いつでも帰ってきて」といった、温かいコメントが集まった。

　果たして南野は、"レジェンド"吉田のように現地サポーターに愛される存在になれるだろうか。新天地での活躍が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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