見事なワンツーからネットを揺らすも…堂安律の今季4点目は幻に。ビーレフェルトは“ライバル”に痛恨の黒星

2021年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

開幕から全試合先発継続

堂安の今季4点目は幻に終わった。(C)Getty Images

 現地時間1月31日に行なわれたブンデスリーガ第19節で、日本代表MF堂安律が所属する15位のビーレフェルトは、アウェーで16位のケルンと対戦。開幕から全試合でスタメン入りを続けている堂安は、筋肉系のトラブルで欠場の可能性も報じられていたが、この日も右サイドハーフで先発出場を果たした。

 ゲームが動いたのは10分。CKの流れから最後はヴォルフに押し込まれ、ケルンに先制点を奪われてしまう。

 いきなりリードを許したビーレフェルトは22分、堂安のFKにシップロックがドンピシャのヘッドで合わせるも、相手GKの好守に阻まれる。

 その後も攻めあぐね、28分にはまたしてもヴォルフのシュートで被弾。前半は0-2で終える。
 
 後半は五分五分の展開が続くなかで、53分に堂安がクロスとのワンツーでペナルティエリア内に侵入し、見事ネットを揺らす。だが、直前のプレーでクロスのハンドが取られ、得点は取り消しとなり、今シーズン4点目は幻となった。

 さらに63分にもレジベツァイにゴールを許したビーレフェルトは、73分にクロスのラストパスを受けたコルトバがようやく1点を返したものの、反撃はこの1点止まり。1-3で敗れ、残留を争う相手に手痛い黒星となった。なお、堂安はフル出場している。

 次節は2月7日に日本代表FW大迫勇也の所属するブレーメンとホームで激突。日本人対決の実現、そして31日に期限付きでビーレフェルトへの移籍が発表された奥川雅也の新天地デビューにも期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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