ベルギー１部のヘンクに所属する伊東純也の評価が、現地で急上昇している。

　１月27日に行なわれたベルギー・リーグ第22節ズルテ＝ワヘレム戦に先発した27歳の日本人アタッカーは、前半アディショナルタイムにポール・オヌアチュのゴールの起点となるヒールパスで魅せた。さらに67分には今シーズン７点目を決め、３-２の勝利に貢献している。

　前節のクラブ・ブルージュ戦でも１ゴール・１アシストと躍動した伊東は、これまで７ゴール・８アシストと、昨シーズンにマークした５ゴール・７アシストを上回る成績を残しており、現地でも評価が急上昇している。
 

　特に伊東を絶賛しているのが、現地局『elevensports』で解説を担当するフランク・ベックス氏だ。

「イトウはベルギー・リーグで傑出している。22得点を挙げているオヌアチュのゴールラッシュに隠れているが、素晴らしい選手だ。ハッキリと言ってしまえば、国内リーグには向いていないほど、良すぎる。もっとレベルの高い場所で勝負することができると思う」

　さらにベックス氏は「ヨーロッパの目は確実に彼に向いているだろう。ステップアップは、かなり近いところに来ているはずだ」ともコメントを残している。

　３シーズン目を迎える同リーグでめきめきと実力を発揮している伊東。ベルギー、そしてヨーロッパが無視できない存在となりつつあるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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