「パリSGは説得してる」同胞MFがメッシのバルサ退団に“注目発言”!「移籍してくるかは…」

2021年01月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

レオナルドSDも関心を認める

今シーズンいっぱいでバルサとの契約が切れるメッシ。その去就に注目が集まっている。 (C) Getty Images

 バルセロナを長く支えてきたリオネル・メッシの去就に注目が集まっている。

 昨夏にメッシがバルセロナから移籍を志願したのは周知の通りだ。最終的には残留することになったものの、契約満了を迎える今年6月を前に他クラブと自由に交渉できる状況にある。

 いくら移籍金がかからないといっても、33歳になったメッシに高額の年俸を用意できるクラブは、そう多くはないだろう。そんななか、コロナ禍でも豊富な軍資金を有するパリ・サンジェルマンは本腰を入れている。クラブのスポーツディレクターを務めるレオナルド氏は、フランス誌『France Football』で、「夢を見るタイミングではない」としつつ、メッシ獲得への意欲をハッキリと明言している。

「しかし、我々は近くで追っているクラブたちの大きなテーブルの席についている。いや、実際には、まだ席についてはいないが念のため、席は予約してある」

 ボーナスをなどを含めると、1億ユーロ(約125億円)とも言われるメッシの給与も支払える資金力に加え、昨シーズンにチャンピオンズ・リーグ決勝まで勝ち上がるなど年々ヨーロッパでの競争力も付けているだけにアルゼンチン代表FWの心が揺らいでも不思議ではない。

 そうした状況下で、パリSGの選手が興味深いコメントを発信した。アルゼンチン代表でメッシと共にプレーしているMFレアンドロ・パレデスだ。

【動画】不振指摘もなんのその! メッシの技ありFK弾はこちら
 パリSGで主力として活躍している26歳は、イタリア紙『Corriere dello Sport』の取材に対して、「パリ・サンジェルマンは彼を説得している。移籍してくるかはレオ次第だね」とほのめかした。

「僕の生まれた国の監督から指導を受けられて、なおかつレオと一緒にプレー出来る可能性があるなんて素晴らしいよ。僕はそのチャレンジに巡り合えることを願うね」

 バルセロナの新会長候補であるジョアン・ラポルタ氏は先日、公の場で繰り返されるパリSG側のメッシに対する"勧誘"に「私たちのように敬意を示すべきだ。我々を崩すような不正なやり方だ」と非難したが、フランスの絶対王者はその手を緩めるつもりはないのかもしれない。

 メッシ自身は去就を明らかにしていないため、何が起こるかはわからない。パリSG側の熱心な働きかけは、果たして実るのか。引き抜きに成功すれば、世界に衝撃が走るのは言うまでもない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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