久保建英が電光石火の“18秒弾”を演出も加入後初黒星…ヘタフェは好調ビルバオにまさかの5失点大敗

2021年01月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヘタフェは前半のPK失敗が響く

ビルバオ戦で2試合連続の先発出場を飾った久保。 (C)Getty Images

 現地時間1月25日に開催されたラ・リーガ第20節で、久保建英が所属するヘタフェが、先日のスーペル・コパを制した好調アスレティック・ビルバオとアウェーで対戦。久保は4-2-3-1の右サイドハーフで2試合連続のスタメン出場を果たした。

 試合は衝撃の幕開けとなる。ヘタフェのキックオフ直後、一度はボールを取られるも、敵のクリアボールを久保がカットし、そこからボールを繋いで、最後はアレニャのクロスにククレジャが豪快なヘッドで合わせ、電光石火の先制点。わずか18秒でリードを奪う。

 しかし13分、ビルバオの10番を背負うムニアインの絶妙のクロスからラウール・ガルシアにボレーシュートを叩き込まれ、同点に追い付かれる。

 その後は押し込まれる展開となったヘタフェは、27分にククレジャがカパに倒されてPKを獲得。しかし、FWマタがGKシモンにセーブされ、絶好のチャンスを逃す。

 両軍ともロングボールが多く、なかなかボールに触れないなか、2列目のアレニャ、ククレジャと絡みながら、なんとか打開を図ろうとした久保は、32分に右サイドでボールをキープし、得意の形からクロスを上げるも、惜しくもアレニャには合わない。

 後半に入って50分に、ムニアインの鋭いFKからDFジェライにヘッド弾を叩き込まれ、逆転を許したヘタフェは、61分にもR・ガルシアのヘディングシュートで被弾。一気にリードを広げられる。

 そんななか、久保は68分にニアングと交代。先制点の起点となった以外はなかなか見せ場を作れなかった。

 74分にベレンゲル、82分にデ・マルコスのゴールで失点したヘタフェは1-5で大敗。クボとアレニャが加入してからは初めてとなる黒星を喫した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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