「非常に難しい決断だった」チェルシーがランパード監督を電撃解任! 気になる後任は…

2021年01月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼がクラブのレジェンドであることは変わらない」

チェルシーの監督の任を解かれたランパード。(C)Getty Images

 現地時間1月25日、チェルシーはフランク・ランパード監督の解任を発表した。

「これは非常に難しい決断だった」とし、このような声明を発表している。

「我々はフランクが監督として成し遂げたことに感謝している。だが、最近の成績やパフォーマンスはクラブの期待に応えているとは言い難く、明確な道筋が見えないままリーグの中位に留まっている。

 そのため、クラブのレジェンドであるフランクと別れるには良い時期ではないが、じっくりと検討した結果、今シーズンのパフォーマンスと結果を向上させるための時間をクラブに与えるために、監督交代が必要だと判断した」

 また、オーナーであるロマン・アブラモビッチ氏の声明も併せて公開されている。
 
「彼は非常に誠実で、最高の仕事の倫理観を持っている。だが、現状では監督を交代するのがベストだと判断した。クラブ、理事会、そして個人を代表してフランクには感謝を述べたく、今後の成功を祈っている。彼は偉大なクラブのアイコンであり、このクラブで彼の地位が揺らぐことはない。スタンフォード・ブリッジに戻ってくるときは、いつでも温かく歓迎したい」

 チェルシーは現在、直近のプレミアリーグ8試合で2勝1分け5敗と低調で、リーグ9位に沈んでいた。

 クラブの声明では「新しい監督が任命されるまで、クラブはこれ以上のコメントを控える」とされているが、英メディアによれば、後任はパリ・サンジェルマン前監督のトーマス・トゥヘルが有力な候補とされている。

 仏テレビ局『RMC Sports』によればトゥヘルとの契約は4年半で、ほぼ固まりつつあるとのこと。正式に決定されれば、トゥヘルにとっては初のプレミアリーグ挑戦となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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