「現役は引退しますが甲府は引退しません」クラブひと筋8年、橋爪勇樹が現役引退&アカデミーコーチ就任を報告!

2021年01月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

Jリーグ通算96試合に出場

甲府ひと筋で8年間に渡ってプレーした橋爪。写真:徳原隆元

 ヴァンフォーレ甲府は1月25日、クラブの公式ホームページで、MF橋爪勇樹の現役引退とアカデミーコーチ就任を発表した。

 現在30歳の橋爪は、山梨学院大より2013年に甲府に加入。主戦場の右ウイングバック/サイドバックだけでなく、持ち前の攻撃センスでシャドーでも機能。さらにCBもこなす万能戦士として、J1、J2合わせて通算96試合に出場した。

 しかし、昨季は怪我により長期離脱を余儀なくされ、シーズン終盤の4試合の出場に留まった。

 そんな橋爪は、クラブを通してこれまでの感謝と甲府愛をコメントした。

「プロサッカー選手を引退することになりました、橋爪です。プロサッカー選手として過ごすことができた8年間で、サッカー選手としてはもちろん、人間としてもとても成長することが出来たと思います。近くで応援してくれる人達がいて支えてくれる人達がいる甲府だからこそ成長できたんだな、と改めて思いました。

 甲府一筋で出来た事、本当に幸せに思います。なのでまだ甲府一筋でいさせてください。現役は引退しますが甲府は引退しません。

 僕がプロで学んだこと、成長したことを今度は子供たちに伝えて、バトンを繋げていけたらいいなと思います。今度は違う角度から更に甲府を盛り上げられるように尽力し、セカンドキャリアでも日々成長できるように頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!」
 
 この一報を伝えたクラブの公式SNSには、ファンから「指導者としての更なるご活躍と飛躍を期待してます!」「8年間お疲れ様でした」「ピッチ内では凛々しく、ピッチ外では爽やかで笑顔が素敵だったのが印象的でした」「驚いた!けど頼もしい!はっしーのプロフェッショナルを余すことなく伝えてほしい」など温かい言葉が送られている。

 甲府ひと筋で歩んできた男の第2のキャリアに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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