【2021年必見のヤングプレーヤー10選|ブンデスリーガ編】“サンチョ以上”のアメリカ代表MFや16歳・神童などドルトムントから3人を選出!

2021年01月27日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

レイナは18歳にしてドルトムントの主力に

後半戦のブンデスリーガでとくに注目なのがレイナ(左上)、ヴィルツ(右上)、ショボスライ(左下)、ベリンガム(右下)だ。(C) Getty Images

 ドルトムントのジョバンニ・レイナやレバークーゼンのフロリアン・ヴィルツなど、シーズン後半戦に入ったブンデスリーガには面白い逸材がずらり。同リーグに精通した目利きが厳選した2021年の注目すべきヤングプレーヤーはこの10人だ。

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ジョバンニ・レイナ(ドルトムント/MF/アメリカ代表)
生年月日:2002年11月13日(18歳)
身長・体重:185cm・79kg
推定市場価格:3000万ユーロ(約37億5000万円)

 アシストを量産する繊細なラストパスに加え、課題のシュート技術に磨きがかかり、ドルトムントではいまやロイスやサンチョ以上の存在感だ。デビュー1年未満とは思えぬ風格を備える。
 
フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン/MF/ドイツU-21代表)
生年月日:2003年5月3日(17歳)
身長・体重:175cm・68kg
推定市場価格:2400万ユーロ(約30億円)

 レバークーゼンが20年夏にゲッツェの獲得を見送ったのは、この逸材がいたから。試合の流れを読む力があり、ラスト30メートルで質の高い仕事をやってのける、ハベルツの後継者だ。
ジュード・べリンガム(ドルトムント/MF/イングランド代表)
生年月日:2003年6月29日(17歳)
身長・体重:180cm・75kg
推定市場価格:2700万ユーロ(約33億7500万円)

 17歳にしてドルトムントのレギュラークラスに伸し上がったボックス・トゥ・ボックス型の大器だ。ボールへ果敢にアプローチし、チャンスと見るやダイナミックにゴールへ迫る。
 
ドミニク・ショボスライ(RBライプツィヒ/MF/ハンガリー代表)
生年月日:2000年10月25日(20歳)
身長・体重:186cm・74kg
推定市場価格:2500万ユーロ(約31億2500万円)

 今冬にレッドブル・ザルツブルクからRBライプツィヒへ。ドリブルやパスで違いを作り出し、必要に応じてゲームメイクも。ルックスを含むスター性も抜群と非の打ち所がない。
 
サイラス・ワマンギトゥカ(シュツットガルト/FW/DRコンゴ国籍)
生年月日:1999年10月6日(21歳)
身長・体重:189cm・79kg
推定市場価格:1000万ユーロ(約12億5000万円)

 ブンデス屈指のスプリント力と非凡なダイナミズムを誇り、カウンター発動時に強烈なインパクトを放つ。今シーズンは守備の意識が高まるなど、勤勉な姿勢も飛躍を予感させる。
 

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