武藤嘉紀が獲得したPKをエイバル守護神が決める!ラ・リーガ10年ぶりの快挙も、スアレスの2発で首位アトレティコに逆転負け

2021年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

武藤がいきなり仕事を果たす

アトレティコ戦で揃って先発した武藤(左)と乾。(C)Getty Images

 現地時間1月21日に開催されたラ・リーガ第19節で、乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルが首位のアトレティコ・マドリーをホームに迎えた。

 4-2-3-1の乾が左サイドハーフ、武藤が右サイドハーフでともに先発出場を果たした。

 試合は早々に動く。開始9分にロングボールに反応した武藤がカラスコとの競り合いで倒され、PKを獲得。これをなんとGKのドミトロビッチが冷静に決めてエイバルが先制ゴールを奪う。セルビア代表守護神はこれがプロキャリア初得点。現地紙『AS』によれば、リーガでのGKのゴールは2011年以来7人目だった。

 しかし40分、自陣でのアルバレスのクリアがジョレンテにブロックされ、こぼれ球をスアレスに決められて追い付かれる。

 42分には乾が左サイドから高速ピンポイントクロスを送り込むも、FWキケ・ガルシアのヘッドは枠を捉えられなかった。

 1-1で折り返した50分にも、乾が左足でゴール前に絶妙のグラウンダーのクロス。しかし、これもキケ・ガルシアが決められない。

 85分にはジョアン・フェリックに狙い澄ましたゴールを打たれるも、ドミトロビッチが好セーブ。これでドローに終わるかと思われた87分、スアレスを倒してPKを献上し、これをパネンカで決められてしまう。

 試合はこのまま終了。スアレスの2発でアトレティコに逆転を許したエイバルは、勝点1を逃す結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】リーガでは10年ぶり!GKドミトロビッチのゴールシーン

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