現地時間１月20日に行なわれたブンデスリーガ第17節で、堂安律が所属する15位のビーレフェルトは、遠藤航を擁する10位のシュツットガルトとホームで対戦。３-０の快勝を収めた。

　両日本代表MFが揃って先発出場したこの試合で、躍動したのが堂安だ。

　序盤から積極的にボールに絡んで攻撃を牽引すると、１点リードで迎えた47分、右サイドでボールをキープし、利き足とは逆の右足でクロスを上げると、これが敵DFに当ってオウンゴールを誘発する。

　そして、最大の見せ場は86分にやってきた。カウンターから長い距離を走って右サイドでボールを受けると、ペナルティエリア内に侵入し、得意の左足で打つと見せかけて、見事なシザースから右足でシュート。今シーズン３点目となるダメ押し点を奪ってみせた。 

【動画】圧巻の個人技！堂安が鮮やかなフェイントから奪った今季３点目はこちら！
 

　この圧巻のパフォーマンスに現地のファンも興奮。クラブの公式ツイッターには、次のようなコメントが寄せられた。

「素晴らしすぎる！」
「なんて美しい」
「彼を絶対買い取るべきだ」
「この偉大な選手のために資金集めをしよう」
「超かっこいい」
「なんて素敵なんだ。こんなの長い間見ていなかった」

　現地のデータサイト『Whoscored.com』のレーティングでは、主砲ファビアン・クロスに次ぐチーム２番目の「8.0点」をマークした堂安。３ゴールはそのクロスと並ぶチームトップで２アシストも１位と、昇格クラブを力強く牽引している。現在レンタル中のレフティの完全移籍をサポーターが望むのも当然だろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部