「タケの貢献にとても満足だ」初スタメンの久保建英を“厳格な”ヘタフェ指揮官が絶賛!「守備でもうまく適合してくれた」

2021年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「新鮮な空気をもたらしてくれた」

ボルダラス監督(左)がスタメンで起用した久保について評価した。 (C)Getty Images

 現地時間1月20日に開催されたラ・リーガ第19節で、久保建英が加入したヘタフェは、岡崎慎司が所属するウエスカとホームで対戦。70分にMFマウロ・アランバリが挙げた1点を守りきり、1-0で今シーズン初の連勝を飾った。

 11日のエルチェ戦(3-1)で、途中出場から新天地デビューを果たした久保は、4-2-3-1の右サイドハーフで初スタメン。鋭いFKで二度に渡ってGKを脅かせば、持ち前のキープ力でファウルを誘うなど、79分にベンチに下がるまで随所でクオリティの高さを見せつけた。

 ホセ・ボルダラス監督も19歳の新戦力の出来に満足しているようだ。ヘタフェの公式ツイッターによれば、指揮官は久保と決勝点をアシストしたカルレス・アレニャの新加入コンビについて、「タケとアレニャは短い時間で完全に適応してくれた。今日の試合のタケの貢献にとても満足だ」と語っている。

【動画】指揮官も絶賛!久保建英が初スタメンを飾ったウエスカ戦のハイライトはこちら
 さらに『AS紙』は、ボルダラス監督の「2人の新戦力がもたらしてくれた新鮮な空気とその才能、このスカッドに満足している」というコメントを紹介。さらに久保についての指揮官の評価を伝えている。

「彼と話しをした。彼は熱意を持ってここにやって来た。私は彼の才能を成長させなければならないと言ったんだ。今日はペナルティエリア付近にあまり顔を出してなかったので、後半にもっとセンターに行くように言った。彼は(右SBの)ダミアン(・スアレス)を助けるために守備的な任務に献身し、非常にうまく適合してくれた」

 初スタメンでハードワークが信条で"厳格な"指揮官を納得させた久保。このままレギュラーの座を勝ち取る可能性は少なくなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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