「今季のベストゴール候補?」英4部驚異の“ゴールキック弾”に世界仰天!本人は思わず相手GKに謝罪

2021年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゴールセレブレーションがないのも好き」

風を味方につけ、プロ初ゴールを奪ったGKトム・キング。(C) Getty Images

 現地時間1月19日、EFLリーグ2(英4部相当)第23節で、ニューポートはチェルテンハムと対戦し1-1のドローに終わった。この試合で前代未聞の"ゴールキック弾"が生まれている。

 スコアレスで迎えた12分だった。守護神トム・キングがゴールキックから蹴ったロングボールが、追い風にも乗りぐんぐん加速。ボールは敵陣深くまで到達し、高く弾むと、なんとそのまま少し前に出ていた相手GKの頭上を越え、ゴールに吸い込まれたのだ。

【動画】ぐんぐん加速!英4部守護神が魅せた、驚異のロング弾はこちら!

 驚異の一撃にはネット上で映像が公開されるや、ファンも驚愕。次のような興奮気味の声が続々と寄せられている。
 
「なんてゴールだ」
「GKの得点ほど良い光景はそう多くはない」
「今季のベストゴール候補?」
「これをやる方法を教えてください」
「GKの得点は美しく、資本主義の分業に抗議している」
「ゴールセレブレーションがないのも好き」

 また、英紙『Daily Mail』でも「ペナルティボックスからの信じられないゴール」と伝え、同記事内で「プロレベルでゴールを決めたのは初めてだ。どうやって祝っていいのか分からなかったし、試合後にもうひとりのGK(ジョシュ・グリフィス)に謝ったよ」と話した本人のコメントも紹介している。

 なお、チェルテンハムは当初、このゴールを不服として訴えたが、ゴールキックによる得点は正式にルールとして認められている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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