「これ以上の補強はない」久保建英とアレニャの“バルサ産コンビ”にヘタフェSDが太鼓判!「契約できて満足だ」

2021年01月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スカッドを改善することにオープンだが…」

(右から)アレニャ、マルティンSDとともに会見に臨んだ久保。(C)Getafe C.F

 現地時間1月18日、ビジャレアルへのレンタル移籍を打ち切ってヘタフェへに加入した久保建英が、バルセロナからローンで加入したMFカルレス・アレニャとともに入団会見に臨んだ。『MARCA』紙などのスペイン・メディアも一斉に伝えた。

 ハードワークが信条のホセ・ボルダラス監督が率いるヘタフェには、汗かき役やフィジカルに優れた選手が多く反面、いわゆる攻撃で違いを作れるプレーヤーが不足していた。

 昇格以来、ここ3シーズンの躍進を支えた自慢の強度も、勤続疲労もあり、昨シーズンのコロナ中断明けから一気に低下。そうした状況下で獲得に動いたのが、ともにバルセロナ出身で技術の高い久保とアレニャだった。

 前者が途中出場、後者がスタメンで新天地デビューを飾った11日のエルチェ戦では、ぶっつけ本番だったにもかかわらず、ともに期待に応えるプレーを披露。3-1の勝利に貢献した。

【動画】入団会見でスペイン語を駆使して質問に応じる久保建英
 入団会見に同席したスポーツディレクターのアンヘル・マルティン氏も、両レフティの加入に多大な期待を寄せているようだ。

「我々はスカッドを改善することに常にオープンだ。ただ、これ以上は難しい。我々が結んだ2つの契約に満足している」

 躍進から一転、今シーズンは残留争いを強いられてるチームの救世主となれるか。"日本の至宝"の新たな挑戦がスタートした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】2点に絡む大活躍!ヘタフェ久保建英の圧巻デビュー戦はこちら

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