エジル退団でラカゼットが「10番」“継承”に名乗り?インスタでオーバメヤンとユーモア溢れる“意思表明”

2021年01月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ふたりが10番を欲しがるとき」

インスタで10番を巡り、お茶目なやり取りを繰り広げたラカゼット(左)とオーバメヤン。(C)Getty Images

 アーセナルの背番号10を巡る動きが注目を集めている。

 現在はメスト・エジルが背負う、クラブの象徴とも言える10番。だが、フェネルバフチェ(トルコ)への移籍は決定的で、空席となることが濃厚となっている。そんななか"継承"に名乗りを挙げたのが、フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットだ。現地時間17日、自身のインスタグラムのストーリーに2枚の写真をアップし、"意思表明"を行なっている。

 投稿した1枚目の写真は、人気アニメ『スパイダーマン』で、主人公の前にもう1人のスパイダーマンが現われ、困惑気味に互いに指をさし合うというもの。SNS上でもたびたび"ネタ"として使われる有名シーンだ。そしてもう1枚はそれを模したもので、ラカゼットとチームメイトのピエール=エメリク・オーバメヤンが向き合い、こちらは笑顔で同様のポーズを取っている。
 
 そのうえでキャプションには「ふたりが10番を欲しがるとき」と一言。10番を奪い合う様を、人気アニメを介しユーモラスに表現した。

 ただ、これに対しオーバメヤンは「あなたのものだ」と泣き顔の絵文字付きで返信。キャリアで一度も10番を背負ったことのない先輩は、リヨン時代にその大役を担っていた後輩へ潔く譲る意思を伝えている。

 これまでデニス・ベルカンプ、ロビン・ファン・ペルシ、そしてエジルと名だたるレジェンドが名を刻んできたアーセナルの背番号10。元ドイツ代表MFの"後釜"は一体誰になるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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