「衝撃のゴール」と形容しても、決して大袈裟ではないだろう。

　現地時間１月17日に開催されたプレミアリーグの第19節で、トッテナムはシェフィールド・ユナイテッドと敵地で対戦し、３－１の勝利を収めた。

　目を疑うようなゴールが生まれたのは、アウェーチームが２－０から１点差に詰め寄られた直後の62分だった。FWステファン・ベルフバインとのパス交換から前線に飛び出したフランス代表MFタンギ・ヌドンベレは、２人のDFを背負ってゴールに背を向けた状態で、右足でループシュート。これが鮮やかな弧を描いてゴールマウスに吸い込まれた。

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　この圧巻のノールック・ループ弾にはもちろん称賛が集まっている。スペイン・メディア『Libertad digital』が、「真の天才だ。誰も予想していなかった。プレミアのシーズンベストではないか？」と驚きをもって伝えれば、米『ESPN』も「魔法の瞬間」と称賛。スペイン紙『AS』は、次のように伝えている。

「ヌドンベレはこの驚異的な発明し、英国メディアはそれを最高のゴールとして分類している。ゴール期待値に基づくと、0.06%しか得点になるチャンスがなかったのだ」

　プレミアのシーズンベストはもちろん、プスカシュ賞（FIFAの年間最優秀ゴール）にノミネートされてもおかしくない一撃。その難易度は最高レベルだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部