「恥ずべきことは何一つない」本田圭佑が“送別会騒動”に言及!自身の去就については…

2021年01月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「問題はオレが結果を出せなかったこと。結果を出さないから言われる」

音声コンテンツで自身の考えを語った本田圭佑。(C) Getty Images

 本田圭佑は1月14日、自身のツイッターを更新し、自らが呼びかけ、開始された音声コンテンツサービス「NowVoice」の音声を投稿。昨年末にボタフォゴのチームメイトと開いた"送別会"に批判が集まっていることを受け、自身の口でその経緯を説明した。

 ボタフォゴでは、相次ぐ監督交代や、全国選手権で降格圏を彷徨う低迷のなか、チームを去る本田に「裏切者」「騙された」などの批判が集中。さらに先日「Despedida de Honda(本田の送別会)」として、ボタフォゴファンのジャーナリストのブログに動画が掲載されたのを発端に、ボタフォゴのニュースサイト『FOGAONET』なども報道し、現在ブラジル国内で非難を浴びていた。

 日本でも大きな話題となった"送別会"について、本田は「ボタフォゴを出る時に開いた時の会がニュースになっているので、ここで最初に話そうと思います」と「NowVoice」で自身の考えを明かした。

 会を開いたのは「チームメイトとスタッフにクラブを出ると決めてから、最後に挨拶をしたいと、僕が決めて、僕が招待しました」と自ら主催。

 年末の29、30日あたりに、練習後のランチタイムに開いたもので、スタッフも含め、全部で20人弱の会だった。「来てくれた人たちは良い人ばかり」で、感謝を伝えたり、労ったりする「素晴らしい会」だったという。しかし、批判が集中してしまったことで、「結果的に巻き込んでしまった選手たちには申し訳ない」と後日直接チームメイトたちにも連絡。また「実際、(コロナウイルスで)たくさん感染して死んでる人がいる事実が存在しているのは間違いないので、それで気を悪くした人がいるなら申し訳ない」と謝罪した。
 
 その一方で、「会を開いたことに後悔はない」とし、マスクをしていなかったり、多くの人が集まっている現状でも「現地の感覚としては何の問題もない。パーティを開いたわけではない」「試合前にはホテルで毎回チームで食事している」「食事中にマスクをする人はいない」と語った。

 批判をされること自体には「言い訳もない」と受け入れ、「結局は結果が出るかどうか」「問題はオレが結果を出せなかったこと。結果を出さないから言われる」「そこは受け入れるしかない。出せなかった結果を次に出すしかない」と発言。会を開いたことには「恥ずべきことは何一つない」と自身の思考を明かした。

 昨年末にボタフォゴを退団しフリーの身となっている本田は、今後の去就にも言及。怪我の影響もあって今月いっぱいは熟考する方針。「ギリギリまでいろんな可能性を模索したい」と次のステージを見据えていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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