「人生は本当にドラマチック」京都DF安藤淳が現役引退を発表。ファン、後輩選手から感謝の声続々!引退後は…

2021年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨季は主将としてチームを牽引

現役引退を発表した京都の安藤。写真:徳原隆元

 J2京都サンガF.C.は1月14日、DF安藤淳の現役引退および、ブランドアンバサダー就任を発表した。

 滋賀県出身で現在36歳の安藤は、関西大在学中の特別指定選手を経て、07年から京都へ正式加入。確かな技術や戦術眼で長らく主力として活躍し、11年の天皇杯では準優勝にも大きく貢献した。その後14年にセレッソ大阪へ移籍すると、松本山雅FC、愛媛FCでもプレー。19年に京都へ復帰し、昨季は主将としてチームを牽引した。プロ14年間でJリーグ通算321試合・15得点を記録している。

 なお2021シーズンからは、長年にわたるクラブへの貢献、安藤自身のクラブへの情熱から、「京都サンガF.C.ブランドアンバサダー」へ就任。クラブのブランドイメージ向上とファン層の拡大を図るべく、ホームタウン活動やクラブの情報発信、アカデミー選手教育など幅広く業務にあたっていくとしている。

 発表を受け、安藤は自身のインスタグラムを更新。思い出が詰まった9枚の現役時代の写真をアップすると、引退理由と率直な想いを次のように綴っている。
 
「昨シーズン限りで引退する事になりました。理由は、身体的にプレーを続けるのが難しい状況になったからです。人生は本当にドラマチックです。何が起こるか分かりません。だから、喜怒哀楽があり、一生懸命になれるんだと思います。サッカーと同じですね。引退の瞬間まで、サッカーに人生を教えられた気がします。

 僕のプロサッカー選手としての人生は終わりますが、また新たな自分の役割を楽しみにしています!皆さん本当にありがとうございました!!」

 これにはファンも反応し、引退を惜しむ声や労いのメッセージが数多く寄せられている。

「まだまだ安ちゃんのプレーを見たかった」
「昇格できなかった事が心残りです」
「なかなか言葉が見つかりませんが…次の道でも頑張ってください!!」
「お疲れさんでした。今から、ここから」
「安ちゃんを中心にサンガのブランドを高めていきましょう」
「これからもよろしくお願いします!」

 また、かつて共にプレーした前田大然や小屋松知哉、一美和成といった後輩選手からも感謝のコメントが続々と集まっている。

 絶対的な存在としてファンに愛され、チームメイトから慕われた安藤の、"サンガ第二章"にも大いに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】思い出ぎっしり!9枚の写真で振り返る安藤のプロ14年のキャリア

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