「驚愕の結末!」前回王者バイエルンが2部クラブに敗れる大番狂わせ!PK戦の末、2回戦で散る【DFBポカール】

2021年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

2点を先行されながらも追いついたキール

PK戦での勝利が決まった瞬間、キールの選手たちは喜びを爆発させた。 (C)Getty Images

 現地時間1月13日、ドイツのDFBポカール2回戦の試合が行なわれ、前回王者のバイエルンは、2部ホルシュタイン・キールと対戦した。

 まず先制点を奪ったのはバイエルン。14分にニャブリのゴールで1点を奪う。だが、37分にはバーテルスに得点を奪われ、前半は1-1で折り返す。

 後半開始早々の47分にザネのゴールで突き放したバイエルンだったが、キールは77分から交代カード5枚を切って反撃を試みる。粘り強く耐えて迎えた90+5分、ラストプレーからヴァールが頭で押し込み、同点に追いついた。

 2-2のドローに持ち込まれた試合は、延長戦を含めた120分で決着がつかず、PK戦へ。両チームが5人ずつ成功させて迎えた6人目、先攻のバイエルンでキッカーとなったマルク・ロカのシュートがキールの守護神ゲリオスにブロックされる。

 そしてキール6人目のキッカーとなったスコアラーのバーテルスは、バイエルンGKノイアーとの対峙でも落ち着いて蹴り込み、成功。これにより、バイエルンのDFBポカール敗退が決まった。

 現地紙『BILD』はこの敗北を「センセーショナルかつ驚愕の結末!」と報じ、バイエルンが2回戦敗退を喫したのは2000-01シーズン以来だと伝えている。また、粘り強く戦ったキール主将のヴァ―ルは、試合後に「全員が素晴らしいパフォーマンスだった。僕らに失うものはなかった」とコメントしたという。

 バイエルンにとっては、先日行われたボルシアMGとのリーグ戦(2-3)に続く、手痛い黒星となってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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