復帰したネイマールが決勝弾! パリSGが酒井&長友先発のマルセイユを下し、仏スーパーカップを制覇!

2021年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポチェティーノ監督就任後初タイトルを獲得

得意のPKでチームの2点目を決めたネイマール。(C)Getty Images

 現地時間1月13日、フランス版スーパーカップ「トロフェ・デ・シャンピオン」が行なわれ、リーグ・アンのパリ・サンジェルマンとマルセイユが対峙した。

 同カップはリーグ・アンの王者とクープ・ドゥ・フランスの王者が激突するが、今年はパリSGが両大会とも制覇しているため、リーグ・アン2位となったマルセイユが対戦相手となった。

 マルセイユは長友佑都、酒井宏樹が4バックの両翼で先発。マウリシオ・ポチェティーノ監督が率いるパリSGは、キリアン・エムバペらが先発し、負傷離脱していたネイマールがベンチ入りを果たした。

 試合開始直後から両チームともに激しい攻防を繰り返すが、39分にはマウロ・イカルディが酒井らのマークを振り切って味方のクロスに合わせてゴール前に飛び込む。頭で反らしたシュートはポストに弾かれるが、すかさず跳ね返ったボールを、今度は足で流し込んでゴール。前半はパリSGのリードで折り返す。

 マルセイユは後半開始から3枚を入れ替え、66分には長友もライオラと交代。攻勢をかける。一方のパリSGは、65分にクルザワ、ディ・マリアに代えてスカッドに復帰したばかりのキンペンベ、ネイマールを投入した。

 そして82分、味方のボールに合わせて抜け出したイカルディが、エリア内でGKと交錯。ボールに触れずに足元に飛び込んだGKのプレーがVARで確認され、パリSGにPKが与えられた。

 これをネイマールが冷静に蹴り込んでパリSGに2点目を加えるが、その4分後にマルセイユは右サイドから攻め込み、フロリアン・トバンのクロスに合わせたディミトリ・パイエのゴールで1点を返す。

 しかし、追撃もそれまで。試合は2-1で終了し、パリSGが同カップを制覇した。1月から指揮を執るポチェティーノ監督は、就任後初のタイトルを手にしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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