「すべての記録、論理を超えた」伊大手ファッション誌が三浦知良の“人生”に驚嘆!「マンガの主人公のよう」

2021年01月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「並外れたキャリアを延長した」

ジェノアに所属したセリエA時代の三浦知良。(C)Getty Images

 日本のレジェンドがさらなる現役続行に踏み切ったという知らせは、イタリアでも大きな反響を呼んでいる。

 現地メディア『SPORT MEDIASET』は「元ジェノアの53歳を迎えるレジェンドは、背番号11にちなんで、1月11日11時11分に契約更新を発表。36シーズン連続の現役続行を決めた」と報道。伊紙『The Gazzetta dello Sport』も、「信じられない! 54歳になるミウラが横浜と契約更新」と伝えた。

 そして、現地時間11日付けで「永遠のカズ・ミウラ。54歳までフットボールを続ける」と伝えたのは、大手ファッション誌『VANITY FAIR』イタリア版だ。

「セリエAのジェノアで1994-95シーズンにプレーしたカズヨシ・ミウラは、まもなくプロ36年目のシーズンを迎えようとしている。彼は無限大であり、永遠に若い。2月26日には54歳になる日本人は、並外れたキャリアを延長したばかりか、三浦カズがもたらす∞の可能性に惹かれる」
 
 そして、「すべての記録、論理、期待を超えているミウラが長期にわたってプレーしていられる秘訣は、健康的な食事と、トレーニングによる生活の規律である」とも伝えた。

「彼は私たちのリーグにおいて古い知り合いだ。イタリアで流星だった彼は、母国のほか、ブラジル、クロアチア、オーストラリアなどにもわたり、漫画のような人生の物語を送っている。

 現在の三浦は、塩コショウをまぶしたような髪の毛と、笑顔を絶やさない顔にはシワがある、50代の男性だ。それでも、膝は持ちこたえ、経験を積み、熱意を欠いていない。プロサッカー史上の最年長選手となった彼は、20日後に新しいシーズンを迎えるというのだ。これは、誰にも真似ができない、驚くべき出来事である」

 昨シーズンは試合に出場しながらもノーゴールに終わったカズ。次に世界を驚かせるのは、最年長プロのゴール記録になるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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