「価値を示すのに4分あれば十分」久保建英がマークした“驚異的スタッツ”に現地注目!「ヘタフェで笑顔を取り戻した」

2021年01月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ヘタフェとマドリーのファンを両方興奮させる25分」

移籍決定からわずか3日後に圧巻のデビューを飾った久保。 (C) Getty Images

 現地時間1月11日に開催されたラ・リーガ第18節のエルチェ戦(3-1)で、圧巻の新天地デビューを飾ったのが久保建英だ。

 8日にビジャレアルからヘタフェの移籍が決まった19歳は、なんと一度もチームに練習に参加していないにもかかわらず、敵地での遠征メンバーに招集。そして64分から、途中出場を果たしたのだ。

 そこで結果を残してしまうのだから、やはり只者ではない。ピッチに立ってわずか4分後に、右サイドからドリブルで仕掛けて、左足で強烈なシュート。GKが弾いたところをFWハイメ・マタが詰めて勝ち越しゴールとなる。

 さらに84分にも右サイドから仕掛けてクロス。これに合わせようとしたアンヘル・ロドリゲスがファウル受けてPKを獲得し、ダメ押しの3点目に繋がった。

【動画】2点に絡む大活躍!ヘタフェ久保建英の圧巻デビュー戦はこちら
 全国紙『AS』のホルヘ・カストロ記者は、「クボがヘタフェで笑顔を取り戻した。そして、ラ・リーガで最も重要なもののひとつである彼の才能をすべて解き放った。この日本人はアウェーゲームで革命を起こし、クオリティとスピードをもたらした」とし、「価値を示すのに4分で十分だった」と称賛している。

 さらに記者は、久保の驚くべきスタッツに注目。「クボは21回ボールに触れ、パス成功率は100パーセントだった。ヘタフェと(保有元の)レアル・マドリーのファンを両方興奮させる25分だった」と伝えている。

ぶっつけ本番だったことを思えば、「衝撃」といっても過言ではないデビュー戦を飾った久保。まずは上々のスタートを切った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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