「ヘタフェに不足していたタイプの選手だ」
今シーズン終了までのヘタフェへのレンタル移籍が決定した久保。(C)Getty Images
タケ・クボ(久保建英)が出場機会を求めてヘタフェに移籍した。ホセ・ボルダラス監督は、かねてからドリブルで局面を打開できる右サイドを主戦場にするアタッカーの獲得をフロントに進言しており、タケはその眼鏡にかなった形だ。
こういった日本人選手の移籍が実現すると、様々な思惑が背景に絡んでいるという考え方がスペインではいまだにあるが、今回のオペレーションを主導したアンヘル・マルティン・ゴンサレスSD(スポーツディレクター)は、「サッカーという視点に立って契約を決めた。それ以外の理由はない」と断言する。
ちなみにマルティン・ゴンサレスはレアル・マドリーのカンテラで選手キャリアをスタート。Bチームにあたるカスティージャ時代にキンタ・デル・ブイトレの一員として頭角を現わし、オサスナで長く活躍した。1997年に現役を引退した後は、オサスナで様々なポストを歴任。2019年4月にヘタフェのSDに着任し現在に至る。
「クボはヘタフェに不足していたタイプの選手だ。能力については昨シーズンのマジョルカでのプレーを見ても明らかだ。たしかにビジャレアルでは持ち味を発揮できなかったが、高い目標を掲げるチームにおいて、厳しいポジション争いを強いられた面が多分にあった」
タケの印象をこうポジティブに語るマルティン・ゴンサレスはビジャレアルで活躍できなかったことによる心理的影響についても「クボは利発な青年だ。19歳とは思えないほど精神的にも成熟している」ときっぱり否定する。
ヘタフェがタケにここまで期待を寄せているのはチームの低迷も背景にある。昨シーズン終盤までチャンピオンズ・リーグの出場権争いをした面影はなく、守備は強度が低下し、攻撃は迫力を失った。
【動画】久保建英のホームデビューは? 大雪に見舞われたヘタフェの本拠地
ボルダラスは要求レベルの高い監督だ。ヘタフェの戦術に適応するのは決して簡単なことではないが、その点についてもマルティン・ゴンサレスは懸念を否定する。
「もちろんサッカーでは何が起こるかわからない。ただ適応に関してそこまで問題視する必要はないだろう。スペイン語を流ちょうに話すし、マドリードは初めての街ではない。ビジャレアルよりも出場機会に恵まれるだろうしね。ただ一定以上のスタメンやプレー機会を与えなければならないという類の条項は一切盛り込まれていない」
こういった日本人選手の移籍が実現すると、様々な思惑が背景に絡んでいるという考え方がスペインではいまだにあるが、今回のオペレーションを主導したアンヘル・マルティン・ゴンサレスSD(スポーツディレクター)は、「サッカーという視点に立って契約を決めた。それ以外の理由はない」と断言する。
ちなみにマルティン・ゴンサレスはレアル・マドリーのカンテラで選手キャリアをスタート。Bチームにあたるカスティージャ時代にキンタ・デル・ブイトレの一員として頭角を現わし、オサスナで長く活躍した。1997年に現役を引退した後は、オサスナで様々なポストを歴任。2019年4月にヘタフェのSDに着任し現在に至る。
「クボはヘタフェに不足していたタイプの選手だ。能力については昨シーズンのマジョルカでのプレーを見ても明らかだ。たしかにビジャレアルでは持ち味を発揮できなかったが、高い目標を掲げるチームにおいて、厳しいポジション争いを強いられた面が多分にあった」
タケの印象をこうポジティブに語るマルティン・ゴンサレスはビジャレアルで活躍できなかったことによる心理的影響についても「クボは利発な青年だ。19歳とは思えないほど精神的にも成熟している」ときっぱり否定する。
ヘタフェがタケにここまで期待を寄せているのはチームの低迷も背景にある。昨シーズン終盤までチャンピオンズ・リーグの出場権争いをした面影はなく、守備は強度が低下し、攻撃は迫力を失った。
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ボルダラスは要求レベルの高い監督だ。ヘタフェの戦術に適応するのは決して簡単なことではないが、その点についてもマルティン・ゴンサレスは懸念を否定する。
「もちろんサッカーでは何が起こるかわからない。ただ適応に関してそこまで問題視する必要はないだろう。スペイン語を流ちょうに話すし、マドリードは初めての街ではない。ビジャレアルよりも出場機会に恵まれるだろうしね。ただ一定以上のスタメンやプレー機会を与えなければならないという類の条項は一切盛り込まれていない」
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ラ・リーガ 第18節「エルチェvsヘタフェ」
1月11日(月・祝)深夜2:45~ [WOWOWライブ]