藤枝順心が作陽を3-0で下し、高校女子選手権2連覇達成!直近6大会で4度目の全国制覇

2021年01月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

3年前と同じ顔合わせとなった決勝

キャプテンとしてチームを引っ張った藤枝順心の柳瀬楓菜。(C)SOCCER DIGEST

 第29回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は、1月10日にノエビアスタジアム神戸で決勝を実施。藤枝順心(静岡)と作陽(岡山)が対戦し、前者が3-0で勝利を収め、見事2連覇を達成した。

 3年前と同じ顔合わせとなった決勝で、ゲームが動いたのは後半2分。ショートコーナーから窓岩日菜(2年)がヘディングで叩き込み、藤枝順心が先制に成功する。

 勢いに乗る前回王者はさらにその5分後に、ゴール前で上手くボールを奪った斉藤花菜(2年)が左足で流し込み追加点をゲットすると、後半18分にも高尾真莉奈(3年)が左サイドのコーナーフラッグ近辺で、巧みな個人技で相手をはがし右足を一閃。勝利を大きく手繰り寄せる3点目を奪った。
 
 反撃したい作陽はその後、井手段祐有(2年)が強烈なミドルシュートを放つも、ここはポストに嫌われ追撃の1点とはならず。

 結局3-0で藤枝順心が快勝し、5度目の栄光を掴んだ。なお、直近6大会では4度目の選手権制覇となった。一方、作陽は3年前の決勝同様、またも"女王"の壁に阻まれ、初優勝とはならなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】藤枝順心が3発完勝!第29回大会決勝のハイライトはこちら

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