【選手権】青森山田と山梨学院、11年ぶりの決勝再戦にファンも当時を回顧!にわかにJ3カターレ富山に注目も?

2021年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「当時のキャプテンふたりが同じチームに…」

2009年の決勝で山梨学院と戦った青森山田。当時2年生で10番を背負う柴崎と、現富山所属のキャプテン椎名(7番)。(C)SOCCER DIGEST

 第99回全国高校選手権大会は1月9日、準決勝の2試合を開催。山梨学院と青森山田が勝ち進み、決勝で激突する。

【動画】青森山田、山梨学院、両校の準決勝の戦いはこちらでチェック!

 両校が選手権で対戦するのは、11年前の決勝戦以来だ。

 2009年の第88回大会は、当時2年生だったスペインのレガネスに所属する日本代表MF柴崎岳を擁する青森山田は13年連続、15回目の出場で決勝まで進み、悲願の初優勝を目前にしていた。そこに立ちはだかったのが選手権初出場ながら快進撃を続け、勝ち上がってきた山梨学院だった。

 試合は、山梨学院のMF碓井鉄平が11分に決めたゴールを守り切り、1-0で勝利。同校初の優勝を決めた。

 当時を知るファンたちはSNS上で「11年前の選手権決勝と同じカード!」「11年前、青森山田の初優勝を阻止して優勝したのが山梨学院だった」「当時は柴崎岳擁する青森山田が絶対的優勝候補だった」「無名の山梨学院が初出場初優勝を成し遂げる大金星」と因縁の対決に大盛り上がり。
 
 さらに、「当時のキャプテンふたりが今同じチームにいる」「富山でチームメイト」と、青森山田のキャプテンで、柴崎岳とボランチでコンビを組んでいた椎名伸志と、決勝弾を決めた山梨学院の主将・碓井は、今季のJ3を9位で終えたカターレ富山でともに戦っていることも話題に。前者は右ウイングとして25試合に出場し4得点、後者はボランチで23試合に出場し、同時にピッチに立つことも多かった。

 その後の選手たちの活躍が聞こえてくるのも選手権の魅力のひとつ。とはいえ、「青森山田強すぎる」「山梨学院の対応力は面白い」など11年ぶりとなる対戦に胸躍らせる声も多く投稿されている。

 第99回となった選手権の決勝は、1月11日、埼玉スタジアム2002で14時5分キックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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