名古屋が川崎から齋藤学を完全移籍で獲得!「情熱を持って日々チャレンジしていきます」

2021年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨季最小失点だった名古屋は得点力アップとなるか

川崎の3年間で公式戦通算73試合・7得点を記録した齋藤。名古屋でのさらなる活躍を誓う。(C)SOCCER DIGEST

 名古屋グランパスは1月9日、クラブの公式ホームページで川崎フロンターレからMF齋藤学を完全移籍で獲得したことを発表した。

 現在30歳の齋藤は、クラブを通して「名古屋グランパスの一員として新たな挑戦ができることを嬉しく思います。チームのために情熱を持って日々チャレンジしていきます。よろしくお願いします」とコメント。

 また、2018年に下部組織から所属していた横浜F・マリノスより加入し、3年間を過ごした川崎のファンに向けて、クラブの公式ホームページで以下のようにその想いを伝えた。
 
「2021シーズン、名古屋グランパスでサッカーをする事を決断いたしました。川崎フロンターレで過ごした3年間は本当に幸せな時間でした。昨シーズンも優勝を経験させてもらえました。

 素晴らしいチームメイト、素晴らしいスタッフ、心から誇れるサポーターのみなさんと共に手にした優勝という経験、本当に幸せでした。唯一悔しかったことは、みなさんの期待以上のプレーと結果をお返しできなかったことです。ですが、悔しい思いをしていた時もいつもサポーターのみなさんからは全力の応援で背中を押してもらいました。本当に心強く、ありがたかったです。言葉にすることができない感謝がフロンターレに関わるすべてのみなさんにあります。

 川崎フロンターレから離れますが、川崎出身のサッカー選手としてこれからも日々精進し、元気な姿でまたみなさんにお会いできることを楽しみに、サッカーに取り組んでいきたいと思います。

 少しでも早くコロナ禍が収まり、子供から大人までサッカーを愛するすべての人が思う存分サッカーを楽しめる時が来ることを祈っています。医療従事者の皆さま、本当に日々ありがとうございます。3年間本当にお世話になりました。フロンターレに関わるすべてのみなさんのご健康と幸せを祈っています。ありがとうございました」

 2020シーズンJ1リーグを最少失点(失点28)で3位となった名古屋は、来季アジア・チャンピオンズリーグにも出場する。経験豊富な齋藤の加入で得点力アップ、タイトル獲得を実現できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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