パリSGのポチェティーノ新監督、初陣をアウェーで引き分ける! エムバペら先発、ネイマールは負傷欠場

2021年01月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

1月3日にパリSGの新監督に就任

パリSGの監督として初指揮を執ったポチェティーノ。(C)Getty Images

 現地時間1月6日、年末の短いブレイク期間を経て、リーグ・アンの第18節が行なわれた。中断期間中にマウリシオ・ポチェティーノ監督が就任したパリ・サンジェルマンは、アウェーでサンティティエンヌと対戦した。

 ネイマールを負傷で欠くパリSGは、3トップは右からアンヘル・ディ・マリア、モイゼ・ケーン、キリアン・エムバペという布陣に。中盤の攻撃的な位置にはマルコ・ヴェラッティを起用した。

 序盤はホームチームの出足の早い守備に追われてペースを掴めないまま、19分にDF陣のミスを拾われ、ロマン・アルマに先制を許してしまう。

 だが3分後、前線で踏ん張ったエムバペのポストプレーから、ペナルティエリアに走り込んだヴェラッティが絡み、ゴール前のケーンにパス。受けたイタリア人ストライカーは振り向きざまに右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

 その後もパリSGが攻勢を強めるが、追加点を奪うことはできないまま、前半を1-1で折り返した。

 後半はエムバペを中心にボールを前に運びたいパリSGだが、サンティティエンヌの出足の早いプレッシャーに苦しむ。押し込まれる時間帯が続くなか、守護神ナバスの奮闘で追加点を許さない。

 しかしバイタルに迫れないパリSG。ポチェティーノはドラクスラー、ペンベレ、サラビアの交代カードを切るが、サンティティエンヌの堅守を破ることができない。

 後半アディショナルタイムには、カウンターからエムバペ、ケーンと繋ぎサラビアがダイレクトシュートを放つが、これはゴール枠上に大きく浮かしてしまった。

 結局、試合は1-1のドローで終了。パリSGはポチェティーノ新監督の初陣を白星で飾ることはできなかった。次節は9日、ブレストとのホーム戦が控えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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