「ビビッて漏らしてる奴が…」“悪童”カッサーノ、昇給を望むディバラを辛辣批判!「偉大な選手かは疑問だ」

2021年01月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

年俸750万ユーロの倍増を…

ユーベの10番を付けるディバラ(右)に、カッサーノ(左)が苦言を呈した。 (C) Getty Images

 ユベントスの10番が注目を集めている。アルゼンチン代表FWのパウロ・ディバラだ。

 2015年の夏にパレルモからステップアップを果たし、移籍2年目には伝統の10番を継承するなど、イタリアの絶対王者で声価を高めてきたディバラ。昨シーズンにはセリエAが選出するMVPともなり、その地位を確立した。

 在籍5年で98ゴールをマークしてきた27歳だが、去就の噂が絶えない。伊衛星放送『Sky Sport』などによれば、ユベントスから契約延長の話はされているものの、現在の年俸750万ユーロ(約9億3750万円)の倍増を望んでいるディバラはオファーを拒み続けているという。

 すでに水面下での動きは活発化しており、英紙『Daily Mail』はポール・ポグバの放出が囁かれるマンチェスター・ユナイテッドが金銭を含めたトレードで獲得を狙っていると報じた。

 今シーズンのセリエAで首位ミランに後れを取っているユーベ。そうしたチーム状況で今夏の移籍市場での退団も囁かれているディバラの振る舞いについて苦言を呈する声もある。最も辛辣な言葉を投げかけているのは、元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノだ。
 
 かつてローマやレアル・マドリー、インテルといった名立たる名門を渡り歩き、その言動から「悪童」としても愛されたカッサーノは、現地時間1月3日に、元同僚のクリスチャン・ビエリとの『Twitch』でのライブ配信で「ディバラが偉大な選手なのかは疑問だね」と持論を展開した。

「これまでのユーベの監督たちは彼を必要不可欠だとは見なしていなかった。俺からしても、彼はカンピオーネではないし、チームで大した違いも生み出さない。ディナターレやインシーニェのようにいいゴールは決めるが、あのユーベの10番を背負いたいなら、より高いレベルになる必要がある」

 現役時代には類まれなテクニックでファンを魅了したカッサーノは、こうも続けている。

「あいつは自分にプレッシャーがかかるとビビッてお漏らしをしてしまっているように見える。そんな奴が1000万ユーロ(12億5000万円)の年俸を要求しているんだ……。『冗談だろ。おいおい頼むぜ』って思うよ」

 カルチョで酸いも甘いもかみ分けてきた男の言葉に、ディバラは何を思うだろうか。

【動画】C・ロナウドとの連携も抜群! ディバラの最新ゴールはこちら

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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