【神戸】「一緒に闘えた事は僕の財産」“象徴”小川慶治朗が横浜FCへ完全移籍! 小林友希は復帰

2021年01月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

小川はJ1通算202試合出場・29得点

中学時代から在籍した神戸を離れる小川。写真:田中研治

 ヴィッセル神戸は1月6日、FW小川慶治朗の横浜FCへの完全移籍、その横浜FCからはDF小林友希の期限付き移籍からの復帰を発表した。

 小川は下部組織出身の28歳で、湘南ベルマーレに期限付き移籍した18年の半年間を除き、神戸一筋でプレー。昨季も先発こそ11試合にとどまったものの27試合に出場していた。J1通算では202試合出場・29得点を記録している。

 一方、小林は下部組織出身の20歳で、武者修行で20年から加わった横浜FCでは、背番号4を背負いチームの中心として28試合に出場。年代別日本代表としても活躍し、19年にはU-20ワールドカップで存在感を示した。

 2人のクラブを通じてのコメントは以下の通り。
 
「この度、横浜FCに移籍することにしました。ヴィッセル神戸に関わる皆さま、そしてこれまでヴィッセル神戸に関わってきた皆さま、16年間僕のことを愛してくれて本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。皆さまと一緒に闘えた事は僕の財産です。新天地でも頑張ってきます。本当にありがとうございました」(小川慶治朗)

「一年半ぶりに神戸でプレーすることになりました。成長した姿を見せられるように頑張ります。よろしくお願いします」(小林友希)

 クラブの"象徴"とも言える中堅を流出させた一方で、成長著しい若武者を呼び戻した神戸。アジア・チャンピオンズリーグではベスト4入りも、肝心のリーグ戦では14位に沈んだ昨季からの巻き返しに向け、血の入れ替えが進んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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